了中の日記 


和っはっは 若衆組
さすらいの浄瑠璃太夫 都了中の日記


2005年12月03日(土) ピーボディミュージアムにて。公演part 2

疲れからか昨晩もホテルへ着くなりばったり寝てしまった。
そのおかげで夜中一度も目覚めることもなくぐっすり眠ることができた。
昨日の夜は、お囃子のMさんとTさんは夜の街に消えて行きました。
元気だな〜。
おれにはそんな体力は残っていなかったよ。。

今朝は8時ごろ起きて、朝食はミドルタウンで買っておいたバナナとチョコレートで済ませた。
10時頃、バスにてセーラムという街、本日公演の会場となるピーボディミュージアムへ向かう。
40分程で到着!
とりあえず会場に荷物を運び、すぐ近くの「朝日」という日本料理屋で昼食。
こちらで食べる日本食というと、正直かなり抵抗があるけれどここのお店の味はよくて、ほっとした。


午後、ミュージアムのロビーのような場所で今日の公演のデモンストレーションが行われた。
このデモンストレーションは三味線とお囃子のみの演奏だったので、おれは聴いていました。


その後簡単なリハーサル。
ミドルタウンの時のホールに比べては音の残響はほとんどなく、先日のホールとの残響のあまりの違いにはじめは戸惑った。
声を出していくうちに自分の耳もその残響のなさになれてきたけれど。。
当然のことだけど、演奏者が感じる音の響きと観客が感じている音の響きは異なる。
演奏者側があまり音の響きがよくないなと思っていても、客席にはしっかりと音が届いていることもある。
その逆もある。
共演者の方が何度か客席に行って聴いてくれていたけれど、このホールは舞台で感じるよりも客席へ音はしっかりと届いているようだ。
なのであまり残響のことは意識せず、普段通りやろうと集中した。


そして本番を迎える。
最後の演奏が終わると、なんとスタンディングオベーションでの拍手。
正直、驚いた。
こんな経験なかったから。。
本当にうれしかった。
感動しました。


公演後、簡単な打ち上げパーティー。
そこでボストン総領事館で働く若い方々と話をしていて、結局その後夕食を共にすることに。
一度ホテルへ戻ったのち合流して、演奏家ほか若手メンバーは総領事さんと総領事館で働く方々と夕食をご一緒させてもらいました。
チャイナタウンの「アポロ」という焼肉屋へ。。
いろんな会話をしながら楽しい時間は過ぎていったよ。
焼肉、うまかった〜。



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