今日は、私の師匠が主催する日舞のおさらい会がありました。 場所は浅草公会堂。 羽子板市初日なだけあって、かなりの賑わい。 浅草は、いいよね! 着物着てても違和感ないもん。 そうそう、着物着ていきました。 着物ってなんで冬寒くて夏暑いのかしら。 そんな文句言っても仕方ないですね、はい。
受付をずっとやっていたのですが、同じく受付をしていた同門のお弟子さんのご好意で、半分は舞台を観ることができました。
印象に残ったのは・・・ 「五月雨」 これは大正になってから作られた踊りなので、踊りの世界では新しい方ですね。 国貞が描いた浮世絵の美女の姿を、あらわした踊りです。 踊りを観ているというよりも、浮世絵を観ているような・・・。 幻想的で、すごく心に染み渡りました。 「蝶の道行」 えー、今回の会はリサイタルではないです。 門弟達によるおさらい会です。 そのおさらい会で・・・私・・・ 泣きました!(笑) めっちゃ良かったんですよ!! 最高ですよ!! 相愛の男女の亡魂が女夫の蝶になり、在りし日を連想して可憐な連れ舞をした末に、最後は力尽きて地獄の攻めになる・・・という踊りです。 可憐さと、最後の力尽きていくところとのギャップが! 相思相愛ぶりが!! とにかくせつなくなって、泣ける・・・。 号泣じゃなくて、じーんと。 踊りってすごいです! 表現するって、すばらしいです! 私も人の心にぐっとくる表現者になりたい!!
今度のうちのおさらい会は二年後だそうで、今度は私も出演者側になりたいなあ。
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