お稽古事の中で一番長くやっているのが、日本舞踊です。 もともとダンスなるものが好きなので、とにかく日舞は最高に楽しいお稽古です。 もちろん、他も好きだけどね(笑)
今日は、母と共に「創作舞踊展」というものを観にいきました。 日本舞踊には、古典と創作があります。 古典は、例えば「道成寺」とか「藤娘」とか、簡単に言ってしまうと昔からずっとある踊り。曲も、昔からあるものです。 創作は、音楽も三味線音楽に限らず色々なジャンルの音楽で、踊りも決まったものではありません。
今回母が衣装を担当した作品があったので、母にくっついて観にいってきました。 実は私、創作舞踊って苦手なんです。 着物と、ところどころに見える日本舞踊的な動きと、前衛的な音楽。 どうしてもミスマッチという感じがしてならないからです。
しかし今回の母が衣装を担当した作品は、実に面白かった!! 作・構成は花柳せいらさん・西川扇重郎さん 振り付けは花柳貴代人さん・若柳里次郎さん です。 尊敬すべきすばらしい方々の演出は、本当に魅了されました。 踊りも、日本舞踊の手なのに日本舞踊に見えず、それが衣装と実にマッチしていて不思議な雰囲気を醸し出していました。
こんな創作舞踊なら、また観たいって素直に思える作品でした。
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