今の季節って、秋?それとも冬? 私、これ以上寒くなったら嫌なんだけど。 って、毎年言ってるんだけど。
最近みた芝居とダンス、読んだ本の感想、一気に大公開スペシャル
ククルカン「グリニッジ」 日芸の演劇学科卒なもんで、芝居をやっている友達がやたらいます。 で、よく観にいきます。 これも友達が出てた芝居の一つです。
五つのカップルのオムニバス。 出合ったり、ラブラブだったり、相手の浮気に疑心暗鬼になったり、女の子の精神状態がおかしくなったり・・・。 笑える箇所もかなりありました。 で、途中で気づいた。 五つのカップルじゃなくて、一つのカップルの時間経過の話なんだと。 出会いのところから、最後は相手の男をベランダから突き落としちゃう。
もっと話は複雑なんだけど、ざっとこんな感じ。 がつーんと感動!ってわけじゃないんだけど、観終って「ああ、面白かったな」って作品でした。
「nostalgia」 これも日芸同期のでてたもの。 コンテンポラリーダンスの公演です。 一部はレッスン生によるオムニバスのダンス。 彼も一部に出てました。 音楽が、すっごくよかった。 美空ひばりの歌っている曲がありました。 ダンスで、日本人の歌う曲を使ってるのは初めて観た! 振り付けにもあってるし、すっごく良かったです。 当たり前だけど、皆からだが柔らかい。 芝居や浄瑠璃って「言葉」で表現するじゃないですか。 ダンスってのは「体」で表現するのよね。 柔らかいからこそ、すごく表現が伝わってきて「人間って、綺麗なんだ・・・」と久しぶりに感じた。 恋愛感情なんてない友達にまで、どきどきしてしまった(笑)
「ネクロポリス」 大好きな小説家恩田陸の最新刊。 上下巻の長編小説です。 アナザー・ヒルという島で起こる不思議な話。 そこには、限られた人が限られた時期にしかいけません。 そこでは、死んだ人にあえるのです。 みたいな宣伝文句で、はっきり言って魅力感じなかった。 なんかおとぎ話みたいで。 ところがどっこい。 めちゃめちゃ面白い! 生と死の境界線であるその島で、殺人事件が次々と起こっちゃうの。 ミステリーとホラーをいっぺんに味わってます。
今度また友達の芝居観にいきます。あと「歌舞伎舞踊研究会」っていう大学時代所属してた部活の公演もそろそろ。 芸術だね〜 秋だね〜 寒いね〜
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