悠里の日記 


和っはっは 若衆組
未来の大喜利女優 香月悠里の日記


2005年10月25日(火) 芸術の秋??

今の季節って、秋?それとも冬?
私、これ以上寒くなったら嫌なんだけど。
って、毎年言ってるんだけど。

最近みた芝居とダンス、読んだ本の感想、一気に大公開スペシャル

ククルカン「グリニッジ」
日芸の演劇学科卒なもんで、芝居をやっている友達がやたらいます。
で、よく観にいきます。
これも友達が出てた芝居の一つです。

五つのカップルのオムニバス。
出合ったり、ラブラブだったり、相手の浮気に疑心暗鬼になったり、女の子の精神状態がおかしくなったり・・・。
笑える箇所もかなりありました。
で、途中で気づいた。
五つのカップルじゃなくて、一つのカップルの時間経過の話なんだと。
出会いのところから、最後は相手の男をベランダから突き落としちゃう。

もっと話は複雑なんだけど、ざっとこんな感じ。
がつーんと感動!ってわけじゃないんだけど、観終って「ああ、面白かったな」って作品でした。

「nostalgia」
これも日芸同期のでてたもの。
コンテンポラリーダンスの公演です。
一部はレッスン生によるオムニバスのダンス。
彼も一部に出てました。
音楽が、すっごくよかった。
美空ひばりの歌っている曲がありました。
ダンスで、日本人の歌う曲を使ってるのは初めて観た!
振り付けにもあってるし、すっごく良かったです。
当たり前だけど、皆からだが柔らかい。
芝居や浄瑠璃って「言葉」で表現するじゃないですか。
ダンスってのは「体」で表現するのよね。
柔らかいからこそ、すごく表現が伝わってきて「人間って、綺麗なんだ・・・」と久しぶりに感じた。
恋愛感情なんてない友達にまで、どきどきしてしまった(笑)

「ネクロポリス」
大好きな小説家恩田陸の最新刊。
上下巻の長編小説です。
アナザー・ヒルという島で起こる不思議な話。
そこには、限られた人が限られた時期にしかいけません。
そこでは、死んだ人にあえるのです。
みたいな宣伝文句で、はっきり言って魅力感じなかった。
なんかおとぎ話みたいで。
ところがどっこい。
めちゃめちゃ面白い!
生と死の境界線であるその島で、殺人事件が次々と起こっちゃうの。
ミステリーとホラーをいっぺんに味わってます。

今度また友達の芝居観にいきます。あと「歌舞伎舞踊研究会」っていう大学時代所属してた部活の公演もそろそろ。
芸術だね〜
秋だね〜
寒いね〜


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