俳優ユースケ・サンタマリア氏を個人的趣味で鑑賞...いえもと(改名しました)

こちらでは、ユースケ氏の出演作品の中から、後世に残したいとまで気に入った作品&ここまでこのドラマを食い入るように観てるのって私だけだろうと思ったドラマを、筆者が勝手に必要以上に評価させて頂いています。ネタバレ有です。
ドラマのあらすじを知りたくない方にはお勧めできません。
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「アルジャーノンに花束を」を偲んでいる。 - 2015年06月20日(土)

この日記の初回記事、アルジャーノンに花束をの感想をまとめ始めた2005年の10月1日の記事からの4日間の日記を、読み直してる。あれからもうすぐ十年経とうとしている。

というのは、最近、山下智久さん主演のほうのドラマを観て、これもまた良かったけれど、ユースケ版のほうも懐かしくなって、また逢いたくなった次第。

原作のチャーリィは、知能が退化していく際に、愛する人に負担をかけたくないから、その愛のためにひっそり消えることを願う。この点が、ユースケ版以上に山下版ではかなり強調されている。
どちらにせよ、両方のドラマに共通するのは、そんな主人公を、アリスにあたるヒロイン(ユースケ版ではエリナ、山下版では遥香)は、少し離れた場所で見守っていくであろう未来を、原作の補足あるいはパラレルワールド的に私に見せてくれるので、原作の悲壮感が和らいでいる。
このあたり、人によっては好き嫌いが分かれるところだろう。

ひとつの原作から、異なる切り口で作られた二作品、どちらにもそれぞれの魅力がある。

山下版しかまだご存じない方々には、ぜひ、ユースケ版もご覧になってほしいと思う。






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