2016年12月21日(水) |
ポスティング移籍について |
「ポスティング移籍を認める球団と認めない球団があるのは不公平!」
そんな声がファンや選手から聞こえてくる。 巨人ファンのイメージでしかないかもだけど 選手では上原が良く言ってたイメージ。
裏金もらって逆指名で入団した選手の言うことか? と思ってたし。
彼に限らず、権利ばかり主張する人は好きではない。
『海外移籍のFA権取得は最短で9年』
これが妥当なのか長いのか俺にはわからん。 さすがに短いとは思わないけど。
が、しかし、これはもう何年も前からルールとして決まっていることなのだから、これが嫌ならばNPBに入らなければ良いだけのことである。
初めからMLBに挑戦すればいいじゃない。
もちろん、入団してからこのルールが設定された上原には同情の余地もあるのだが。
ポスティング制度は球団サイドの為のルールである。
ポスティング制度を使うか使わないかは球団側に権利があるのだ。
FA取得まで移籍を認めないのも良し。 FAで移籍される前に売るのも良し。 他球団にトレードするのも良し。
そういう契約を承知で選手は入団しているはずである。
なので、ポスティング制度を使用する・しないの判断は球団の一存で決めて良いのである。何も問題はない。
もちろん、ある程度ファンの声に応える必要はあるとは思うけれど。
人気商売なわけだし。
日ハムが来シーズン終了後以降の大谷のポスティング移籍を認めた。
それに対し、遅い!今行かせろ!という声もある。 まだ早いのでは?!という声もある。 選手に一任させるのはどうなの?という声もある。
そんなものは全部球団に権利があるのだから、球団の決定は非難されるべきではない・・・と言うのが俺の考えだ。
いろんな意見がある中で、一番納得が行かなかった意見はこれ。
「メジャーに行こうとしてた大谷を、日ハムは無理矢理引き止めたのだから、大谷が行きたい時に自由に行かせるべき!」
大谷は無給で働いてたわけではない。 億単位の金をもらったうえで、さらに育ててもらえているのだ。
大谷が料金を払ってトレーニングさせてもらっているのなら、大谷を引き止める行為はおかしいけれど、そうではないでしょ?
自分の夢であるメジャーに行く為の鍛錬を、お金をもらったうえでやらせてもらっているのだ。(それが全てではないけどね。そういう側面もあるってことです)
もし例え「日ハムが無理矢理引き止めた」のであったとしても、日ハムに入る可能性はゼロパーセントと言いながら入団を選んだのは大谷本人だ。
FA権取得の9年後まで日本球界に留まれ!と言われたらそうしなければいけない・・・それが契約ってものだ。
社会をなめるな。
大谷がメジャーに行ったらたぶん応援するとは思うが、今のところはさほど興味はない。
日ハム球団が大谷でうまい商売をすることのほうがよっぽど願っている。
メジャーリーグより、NPBがおもしろくなって欲しい!
俺は日本のプロ野球が好きだ。
|