2011年03月17日(木) |
セの決断は“あり”だと思ってます |
セ・リーグは予定通り25日に開幕しそうな気配である。 まだわからないが。
それに対して、さまざまな批判が起きている。 まあ、当然のことでしょう。
その批判を大きくばっさりと分けてしまえば
1)こんな時に野球なんぞやってる場合じゃないだろ!
2)ナイターの電気が無駄!
こんな感じか。
我が家は輪番停電についてハズレ地域(と言ってはいけないのでしょうが、そう思ってしまうほど不公平な状況)にいるらしく、この3日で4度の停電が起こりました。今日も2回停電に "されてしまう" でしょう。
だからこそ、電気がもったいない!というのはわかります。
でもね・・・
昨晩、奥さんと1歳の幼子との3人で、ソファーの上で布団に包まって停電が終わるのを3時間待ってました。プチ体験程度でしょうが、避難所生活みたいなものを経験をいたしました。
そんな電気も水も止まり、何も出来ない夜、我々はずっとラジオを聴いておりました。もちろん地震情報は大事だし、ありがたかったのですが・・・ 時々流れて来る聴いたことも無い歌手の聴いたことも無い歌に妙に癒されたりして。
もちろん情報は欲しいのですが、そればかりだと気分が滅入るんです。 時間も長く感じるし、寒さも身にしみるし。
そのときフと思ったのです。
もし今野球放送を流してくれてれば、3時間なんてあっという間に感じるだろうなぁ・・・と。
本当に被害に遭われた皆様には、「野球で元気付ける!」なんていうのはまだまだ無理だと思いますが、野球がやってることで日常を感じたり、停電時間を楽しめたりする人だって少なからずいると思うんですよね。
こんな状況だからと言って、全ての娯楽を中止にしてしまうのもまた違うと思うわけです。癒しは絶対に必要だと思うのです。
個人的にはね。
各テレビ局が地震関連の番組を放送してる中、テレビ東京だけがラーメン特集を放送してる時間がありました。 なんだかなごみましたよ。 なんとなくそのチャンネルをつけてました。
そういう人もいると思うんです。
ヒステリックに「こんな時に野球をやるなんて非常識だ!」と言う人もたくさんいるでしょう。でも、そういう批判をする人と同じくらい野球に救われる人もいるんじゃないかな・・・と思うわけです。
経済的な観点から見ても、開催は悪くないと思いますし。
反対意見があまりにも多く、セ・リーグが開幕をずらす可能性もありますが、もし予定通り開幕するのであれば、私はそれも "あり” だと思っています。(出来れば全試合関西でやってもらいたいけど)
もし本当に25日に開幕するのであれば、また我が夫婦は停電の時には布団に包まりながら、寒さをこらえながら野球という娯楽を楽しむでしょう。
こんなときだからこそね。
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