誰といても孤独が生じる、もしくは孤独が深まってしまう。誰かといて感じる孤独は埋められない。それは、その誰かのせいではないし、たぶん私のせいでもない。独りでいれば孤独にならないけれど、ずっと独りでは生きられないし、友人たちと会いたくないわけでもない。
© 2005 Sakurai Yuzuki