月に舞う桜

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2022年09月24日(土) 何てことなかった復讐

昔から文章を書くことが好きだった。
17年前、カウンセリングで言ったことがある。
「小さい頃に言われたりされたりしたことで、今もわだかまりがあって重くのしかかっていることを、いつか文章を書く能力を駆使して公にしてしまいそう。自分の好きなことを復讐に使いそうで怖い」と。
でも、一週間前に詩『蛇人間』を書いてnoteに投稿したとき、何のためらいも抵抗もなかった。
言葉を駆使して復讐することは、やってみれば何でもないことだった。私が怯えるようなことではなかった。
私はこの詩を書いて公開するためにnoteを始めたのかもしれない、とさえ思った。

まあ、どんなに詩を書こうが短歌を詠もうが、生きていることにまつわる怒りや憎悪は消えないけれど。

この詩を書くまでに、37年かかったよ。
もっと早くに、書きなぐっておけばよかった。
遅くなってごめんね、小さなわたし。

【詩】蛇人間
https://note.com/yzk_anotherworld/n/n56b5e6764433?magazine_key=m5e5c69ef647d


桜井弓月 |TwitterFacebook


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