月に舞う桜
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2018年08月24日(金) |
障害者をなめるのもたいがいにしろ! |
生産性の高低や有無で人の存在価値を判断すること自体がおかしいのはもちろんだけど、そもそも中央省庁が障害者の生産性を否定し、率先して障害者の生産性を奪いにくるって、この国はどんだけ障害者を馬鹿にすれば気が済むんですかね?
だいたいさ、行政は障害者雇用について勘違いしてないか? 障害者枠での雇用は、障害者の優遇や特権じゃないんだぞ? 本来なら障害者枠なんてなくても職場環境が整えられて障害者が働ける社会であるべきだけど、まだ日本はそこまで成熟していないから、せめて障害者雇用制度を設けて、不十分ながらも就労の機会を作ってる状況だからな?
「ガイドラインの理解不足を理由としている」って、なんだそれ。本気で取り組む気がなく数字だけ取り繕うために、わざと理解しなかったんだろ? なぜ障害者枠が必要なのかという本質を理解していたら、帳尻合わせに水増ししようなんてなるわけないし、「厚労省ガイドラインの理解不足」も起きるはずがない。
健常者に合わせて設計されたこの社会で、黙ってても特権が与えられ、優遇されているのは健常者。 そういう社会構造で、枠がなければ働くことが認められない立場の人間を枠からも締め出して、狭い場所すら奪って、奪った場所を特権者に与える。障害者雇用の水増しっていうのは、そういうことだ。
障害者なめんな!
ところで監督官庁である厚労省はどうなんですかね? 不正してないんですかね?
●障害者雇用の水増し、数千人規模 複数官庁で実雇用が0%台 https://this.kiji.is/404578252993168481?c=0
●障害者雇用、28県で不適切処理 証明書類確認せず算入 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000008-asahi-soci
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