月に舞う桜
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2010年03月14日(日) |
ファシリテーション力 |
産業カウンセラー関係の勉強会に行って来た。 こういう勉強会に参加するのは、本当に久しぶり。3年……4年ぶりくらいかなあ。 朝は寒かったけれど、帰り(3時頃)はいい陽気で気持ち良かった。 平日は昼間に外へ出ないから分からないけれど、実はいつも昼間はこんな感じで、結構春に近付いてきているのかしら?
今日は「ファシリテーション力をつける」というテーマで、仕事に役立ちそうだったので行ってみることにした。 ミーティングや研修や講座でファシリテーターを務めるとき、どうすればうまくファシリテーションできるか、つまり、どうすればその集まりを本当に意義あるものにできるか、という勉強会だった。 今の私は、カウンセリングそのものには前ほど興味がない。どうやってカウンセリングするかよりも、「産業カウンセラーの勉強で身につけたことを、どうやって今の仕事に活かしていくか」の方に興味がある。 だから、カウンセリング講座によくある王道の話(傾聴とかカウンセリング理論とか)よりも、今日のような講座がありがたいのだ。
こういう勉強会は、1ヶ月とか2ヶ月前に申込む。 そのときはやる気満々なのだけど、月日が経っていざ勉強会という頃には、やる気が失せていることが多い。 今回も、そうだった。 昨日の夜は、「あー、明日めんどくさいな〜。貴重な休みなのにぃ。行きたくないなー」とぶつぶつ言っていた。 でも、行って良かった。すごく、ためになった。 私が具体的に考えているのは、4月からの新人研修をどうすればうまく進められるかということなのだけど、「話し合う」ことより「教えること」が主となる新人研修は、ファシリテーションとは少し話がずれるのかな、と思っていた。 だけど、「知識や技術を教える研修でも、ファシリテーション力は必要だ」という話があって、私も実践できそうな内容をたくさん聴くことができた。
一番大事なのは、メンバーを信じて、メンバーに任せること、だそうです。 そして、メンバー全員が共有すべきゴールイメージというのは、「いくら売り上げた」という数字ではなくて、絵に表せるビジョンなのだそうです。 例えば、「コールを何件取るか」ではなく、「コールを取った結果、お客様にお礼を言われて笑顔になる自分」とか、「上司に褒められている光景」とか、そういうことなんだと思います。
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