月に舞う桜

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2009年10月12日(月) カボチャと音楽の季節

◆10月10日(土)
TOSHIの44回目の誕生日。誕生日パーティーには行けなかったけれど(10月5日の日記参照)、PATAの「アルマーニ、それってうめぇんか?」という名言を思い出しつつ、心の中でお祝いした。そしたら、TOSHIもブログでPATAの名言に触れていたので、思わずにんまり。

で、この日はぷらっと買い物に出た。
ショッピングモールをうろうろして、来年の卓上カレンダーと冬用の部屋履きスリッパを購入。カレンダーは、来年はちょっと違うタイプにしてみようかと思いながら、結局はいつものように子猫の写真付きを買った。
スリッパはこちら↓





冬用スリッパは豹柄のふかふかタイプを使っていたのだけど、これがだいぶくたびれてきたので取りかえることにした。
が、上の新スリッパを家で履いてみたところ、どうも豹柄スリッパの方がふかふかしていて気持ち良い。まぁ、新スリッパは踵まで覆ってくれるおかげで、足がずれないから良いんだけど。

買い物のあとは、イタリアンでお昼ご飯。
アンチョビと茄子とズッキーニのスパゲッティに、セットで桃のアイスティーを頼んだ。
パスタは、まずくはないんだけど、ちょっとしょっぱくて最後の方は飽きてしまった。茄子もズッキーニも輪切りにしてあって、そりゃあよく見りゃ違うんだけど、パッと見はどっちがどっちだかって感じ。見た目が味気ないし、切り方を変えれば良いのに。料理は見栄えも大事よ。でも、ズッキーニは硬さが私好みで美味しかったなあ。
桃のアイスティーは、ネットの口コミでは「甘すぎる」という意見が多かったけれど、私にはちょうど良かった。私もそんなに甘党ではないから、パスタがしょっぱかったせいで美味しく感じたのかもしれない。

帰りに、神戸屋に寄ってパンプキンタルトとモンブランデニッシュ(名前は不確か)を買った。









両方ともまさに秋の味で、大当たりだった。
特にパンプキンタルトの美味しさと言ったら! アーモンド風味のタルト生地に、えびすカボチャとカスタードクリームを入れて焼き上げてあるのだけど、カボチャのホクホク感とタルトとカスタードの風味がぴったり。カボチャは、食べ応えがあって尚且つ食べにくくない大きさだった。


◆10月11日(日)
母校の大学の、一年次だけ通っていたキャンパスへ行った。
複数の大学のジャズサークルが集まるライブがあり、他大学に通っている従妹が出るとのことだったので、私と両親と叔母(従妹の母にあたる)の4人で観に行ったのだ。
このキャンパスに通っていたのは、ちょうど10年前になる。足を踏み入れるのは、名物のイチョウ並木を5,6年前に見に行って以来だ。

駅を出ると、懐かしい風景。でも、キャンパスには新しい棟が立ち、ずいぶんと近代的になったその様子に、ついキョロキョロしてしまった。
ライブは、新しい建物にある小さな音楽ホールで行われた。私が学生だったときは、こんなのなかったなあ……と思いながら、キャンパスに初めて来たような気分だった。
他大学の学生が総合MCを務め、各サークルが発表中は、そのサークル内のMCが曲やソリスト紹介していた。
私は、いずれのMCにもついて行けなかった。大学生のノリに、もはやついて行けないのだ。
グダグダだなぁ、大学生ってこんなもんだったっけ?
そう感じる自分は、当たり前だけど完全に社会人なのだ。自分がきちんと成長している証。でも、寂しい。取り戻せないものを、失ってしまった。卒業して6年、それ以上の何かを得てきたはず……得ていると良いのだけど。

ライブの感想。
どうやら私は、ジャズを聴くのに向いていないらしい。何を聴いても同じ曲に聞こえてしまう。
申し訳ない限りだ。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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