月に舞う桜

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2009年08月10日(月) YOSHIKittyと本屋さん

土曜日はYOSHIKitty第二弾の発売日だったので、開店時間に間に合うように小田急町田店へ行った。
サンリオショップが入っているフロアでエレベーターを降りると、お店へ向かってダッシュしている女性の姿が目に入った。負けてなるものか! と、私も電動車椅子を飛ばして急いだ。
YOSHIKittyコーナーは、お店の入り口の一番目立つ場所に設けられていて、すでに3人くらいが商品棚を取り囲んでいた。目ぼしいものをかごに放り込み、少し離れた場所で吟味した。ちょっとでも購入の可能性があるものは、とりあえず確保しておかなきゃね。

買ったもの↓
・根付
・ノート(赤)
・メモ帳(赤)

ノートとメモ帳は色を迷ったけれど、YOSHIKIと言えばやっぱり紫より赤でしょう、ということで両方とも赤にした。
第一弾グッズのぬいぐるみも2体あって、想像していたより大きくないので部屋に置いても良いなとは思ったけれど、いかんせん値段が高いので買う気になれず。
会計を済ませ、お店を出るときにちらっとコーナーを見ると、もうかなり数が少なくなっていた。ノートとメモ帳は赤が完売で、紫しか残ってなかったと思う。開店から15分も経っていなかったのに。開店時間に行って良かったなあ。
買ったものは、3つともまだ開封していない。せっかく買ったんだから使えよ! と自分でも思うのだか、もったいなくて……。根付は携帯にぶら下げても良いんだけど、いろんなところにぶつけてキティちゃんの色が剥げたら嫌だから、躊躇してしまう。

そのあと本屋さんに寄り、血迷って福祉住環境コーディネーター2級のテキストと問題集を買ってしまった。
テキストは、厚さが3級の3倍はある……。今から始めても11月の試験には九分九厘間に合わないのに、どうするんだろ、私。

家から歩いて20分くらいのところにあった、わりと大きめの本屋さんが、知らない間に閉店していた。車椅子でも利用しやすく、欲しい本はたいてい置いてあるので助かっていたのに。
これから、ちょっと専門的な本が必要なときは、電車に乗らなきゃいけなくなってしまった。
買う本が決まっているときはアマゾンでいいけれど、資格のテキストのように、実際に本の内容を見て比較検討したいときは本屋さんでないとダメだ。それに、ずらりと並んでいる本を眺めたり、何となく手に取ったりすることでしか得られない出会いというものもある。
町の本屋さんの衰退は、寂しい。そういったお店によって生み出されてきた豊饒な人生や時間や文化が失われて、ますます社会が薄く無味乾燥なものになる気がする。
私だって、年々アマゾンの利用頻度が高くなって本屋さん衰退の一因になっているから、偉そうなことは言えないけれど。
便利と豊穣のバランスは難しいな。
あー、それにしても近所に大きな本屋さんが欲しい。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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