月に舞う桜

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2009年07月25日(土) ついに出会った

私の名前(本名)は珍しい。
漢字二文字なのだが、この名前=音にこの二文字を使っているのは大変珍しく、初めて私の名前を目にした人はたいてい読み方を間違える。
同じ「音」の人はたまにいるけれど、同じ「漢字」の人には出会ったことがなかった。これからも出会うことはないかもしれない、と思っていた。

が、先日ついに同士を見つけた!
29年間生きていて、「名前の音も漢字の組合せも全く同じ人」に初めて出会った。
これは私にとってはかなり衝撃的な出来事で、見つけたときは思わず「おお! 同じ名前!!」と小さく叫び、すぐさま親にも知らせた。
彼女とは知り合いでも何でもない。けれども、何だか親近感が湧いてしまって他人とは思えない。
できることなら、名前の由来を聞いてみたいなぁ。由来まで私と一緒だったら、さらに親近感が増すだろうな。

珍しい名前だと、同じ名前というだけで親近感を持ってしまうけれど、一般的な名前の人はどうなんだろうか。
私の世代だと、同級生には「彩ちゃん」とか「彩子ちゃん」とか「由美子ちゃん」という名前が多い。いまだと、「陽菜ちゃん」とかかな。そういう名前の人って、同じ名前の人に出会っても別に何も感じないものなんだろうか。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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