月に舞う桜

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2009年04月20日(月) 私を支える二大巨頭――友人たちと、奴ら

金曜日の夜は町田でご飯を食べた。
町田駅はいつも人が多い。金曜日の夜となれば尚更だ。若者集団が何グループか、いた。新歓コンパか何かだろうか。いいなー。
チョコレートケーキがおいしかった。チョコスポンジの間にチョコクリームが挟まっているやつ。白のサングリアもおいしかった。サングリアは赤のイメージだったけど。

昨日は、友達が遊びに来た。
昨日みたいに天気の良い日は外でランチでもしたいところだけど、旅行計画会だったので、いろいろ調べるにはネット環境があったほうが便利だろうということで、我が家に集まってもらった。
やっぱり、学生時代からの友達といるときが一番楽だ。昨日の友達は小学校から、かれこれ20年近い付き合いだ。だから、楽も楽。
会社では、どうしても人間関係が煩わしくなるときがある。自分が直接関わっていなくても、周囲の人間関係のごたごたを見聞きするだけで疲れてしまったり。
私が必要としているから会うんじゃなく、必要としているときに、自然と昔からの友達に会える流れになることが多い。不思議だ。そして、ありがたい。
昨日の集まりは前から決まっていたことだったけれど、ちょうど、彼女たちとのとりとめのない時間が必要な時期だった。
友達が帰ってから、母が「あなたたちは皆、とてももうすぐ30になるようには見えないわね。まだまだ大学生か女子高生気分で喋ってるんじゃないの?」と言った。苦笑まじりの言葉だったけれど、私はそれを勝手に褒め言葉と受け取った。いつもは離れていても、ひとたび集まれば瞬時に子供時代に戻れる、そんな関係を築くことが出来ている私たちへの褒め言葉として。

昨日の夜は、なかなか寝付けず、朝まで眠りが浅かった。変な夢も見て、疲れた。
日が変わって今朝、起きるとまたまた不穏なニュース。予知夢や虫の知らせというものはあまり信じていなかったけれど、あれだけ眠りが浅かったのは、余計な勘が働いていたのかもしれないと思った。
かなしい思いは、したくない。やきもきして考えずにはいられない。
でも、物事はなるようにしかならないし、何が起きても、私は見守り見届けることしかできないのだ。
私はただ、愛する人たちが幸せであればそれでいい。言いたいことは山のようにあるけれど、突き詰めれば、ただそれだけを願っている。
誰も悪者になることなく、彼らの誰ひとりとして後悔することのないように。

そうだった。男の人というのは皆、いくつになっても子供で、わけのわからないことをするのだった。うちの職場を見ていても、そうじゃないか。
相手によって、それを愛おしく思うか欝陶しく思うか、こちらの感じ方が変わるだけだ。

とりあえず心配しても仕方ないので、ライブグッズを眺めた。
去年より惹かれるものが多いなあ。どんだけ金を使わせる気だ!


桜井弓月 |TwitterFacebook


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