月に舞う桜

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2009年04月15日(水) 4月は光に満ちて

◆季節
いまの季節が一番好きだ。
暑くも寒くもなく、太陽の光が穏やかで気持ち良いし、色とりどりの花や新緑が美しいから、外にいると楽しくなる。
日に日に薄着になって、体が軽くなっていくのを感じられるところも好ましい。身にまとうものが軽くなると、体の中の細胞や血管の隅々まで軽やかになるような気がする。それは物理的な軽さではなく、精神的な軽さ――余裕なのだと思う。
それに、4月の、物事が始まっていく空気が好きだ。
この時期に起こった幾つかのかなしい出来事を思い出して、切なくなることも、ある。
けれども、それ以上に、未来へ開けた空気が漂っているのだ。

◆ゼリー
千疋屋のゼリーはおいしい。上品且つ、果物の味がしっかり出ているところが良い。
本当は果肉の入っていないシンプルなゼリーの方が好きなのだけど、千疋屋の果肉入りゼリーは別。
千疋屋は自分で買うものではないと思っているので、まだ誰かがくれるまで待ってなくちゃ。

◆メッセージ
気がつけば、Xのライブまであと半月だ。
去年の復活ライブのときは、1か月くらい前から大騒ぎしていたのに、今年はのんびりしている。慣れもあるのだろうけれど、ドタキャンになった場合に備えてあまり期待しないようにしている節がある。がっかりしたくないから、かなしい思いをしたくないから、期待しない。これって不幸体質!?
もちろん、それでもめっちゃ期待しているのは言うまでもないが。

不穏な記事に心がざわついて、心配のあまり携帯のHEATHオフィシャルサイトに登録したのは、ちょうど1か月前のこと。先月はメールマガジンの配信がなくて、心配はさらにつのった。
配信は毎月15日。今日、仕事の休憩時間に携帯を見ると、メールマガジンが来ていた。
先月のメルマガを休んでしまったことへのお詫びと、rockerであり続けるという宣言。そして、5月のコンサートに向けて準備を進めているという言葉。
これが、HEATHからのメッセージだった。待ち望んでいた、メッセージ。何が起きても起こらなくても、言葉があるかないかが一番重要だ。

空気を変えるのは、何行もの記事より、彼らのたった一言。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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