月に舞う桜
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2009年03月01日(日) |
「大丈夫です」とは言わないことにした。 |
休みの日って、どうしてこんなに時間が経つのが早いのかしら……。 今日から3月。1ヶ月はあっと言う間だ。休みの日もあっと言う間。なのに、仕事してる平日の日中は、あっと言う間じゃない。
この一週間は、特になにごともなく、無事に仕事をこなすことができた。でも、ずっと天気が良くなくて、何となく浮かない。ここのところ、せっかくの金曜日がいつも雨降りな気がする。 しかも、3月と言うのにまだまだ寒い。早く暖かくなってくれないかなあ。 あー、でも、暖かくなったらなったで、花粉がねぇ。最近、また花粉症疑惑が急上昇中ですわ。雨の多い一週間だったのに、くしゃみがよく出た。 同僚には、「そのうち嫌でも花粉症と認めざるを得ない日が来るから、それまでは気合で頑張れ!」と言われた。 うん、頑張る! あと2,3年は、花粉症を頑なに否定して気合いで乗り切るのだ!
このまえ心が折れて会社を休んだのが良かったのか、その後は調子を取り戻してきている。 でも、嫌いな上司(特に、じじい1号とじじい2号)に「元気?」と訊かれても、「元気じゃないですよ。頭がおかしくなりそうです」と答えることにしている。 ヘタに「元気ですよー。大丈夫です!」なんて言おうものなら、奴らをつけあがらせる(?)だけだ。ちょっとでも、危機感を煽っておかなくては。 だって、じわじわと追い詰められているのは私だけではなく、どうやらオペレーター全体が余裕を失くしているようなのだ。 大きな変化があったわけじゃない。要因は、いくつもあるのだろう。一つ一つは小さくても、毎日毎日積み重なっていって、気が付いたら取り返しがつかなくなるくらい、大きな問題になっていたりするものだ。 何がどうとは言えないのだけど(いや、本当は言えるのかもしれない……)、大きな気持ちでオペレーションできるような空気でないことは、確かなんだろう。 とりあえず、今回のことは私の個人的な問題(体調が悪いとか、プライベートでつらいことがあったとか)に因るものだとの印象だけは、与えないようにしないと。
学生時代に先生から聞いた話なのだけど、精神科病棟では、病棟全体に何か問題があると、一番繊細な(環境に影響を受けやすい)患者さんがそれを感知して急に症状を悪化させることがあるらしい。その場合、患者さん個人の病状だけを診ていても、なかなか回復しない。それでミーティングを開いてスタッフ間のコミュニケーションを図ると、たとえ問題が解決されなくても、スタッフが問題への共通認識を持つだけで、不思議とその患者さんの症状が落ち着くことも多いそうだ。 そういうことって、どこの組織、集団でも起こることなのだろうと思う。
先日、やっと映画『陰日向に咲く』を観た。 最近、前より一層涙もろくなったのか、映画を観ると、取り立てて感動的とは言えない場面でもすぐ泣いてしまう。 年!? それとも、泣くことを必要としているのだろうか。
今日は、お昼に雨が上がったので、約3カ月ぶりに美容院へ行った。 美容師さんに、Xのカウントダウンライブの顛末――風邪で倒れて、ららぽーとへ行けなかったこと――を話した。 行けるかどうかは分からないけど、5月にまた東京ドームでライブがあるのだ、とも。 そうやって熱中できるものがあって、どこへでも出かける気力があるのはいいことだ、羨ましい、と言われた。 確かにね。 行けるうち、行こうと思えるうちは、どこにだって行っておかないと。特に、Xのこととなれば。
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