月に舞う桜
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2008年03月23日(日) |
★X復活ライヴまであと5日★待たせたな、おい!…って言ってくれるんだろうか。 |
ライヴ前になると、そのアーティストの曲ばかり聴くようになる。BON JOVIやミスチルのときですらそうだったのだから、Xとなれば尚更だ。 休日にライヴDVDを観ていることは、先日の日記にも書いた。その他にも、髪形や洋服を決めたり赤ポンポンを裂いたり、東京ドームへの車椅子ルートを確認したり、「丸ごと1冊X」な別冊宝島を読み耽ったり、とにかく頭の中がXとライヴのことで埋め尽くされている。 ライヴは、非日常だ。ライヴのことを考えるのも、私にとっては非日常。非日常の感覚が続き過ぎて、正直なところ、ちょっと疲れてきた。
ライヴ前からこんなのでは、いかん! 「そんなもんで、いいのかよ、おいっ! やるときゃ、やれよーーーーっ!!」ってな具合に怒られちまうぜ、まったく!
というわけで、明日からの4日間で仕事を通じて良い具合に日常に戻り、心身ともにコンディションを整えて、金曜日には再び非日常にぶっ飛びます!
何度も書いている通り、私はXのライヴに行ったことがない。行ったのは、YOSHIKIのコンサートとXのFILM GIGだけだ。 2002年12月、国際フォーラムで行われたYOSHIKIのシンフォニックコンサートに行った。そこで、客席からのリクエストでYOSHIKIが『WITHOUT YOU』(HIDEが亡くなったあと、レクイエムとして書かれた曲)を少しだけ弾いてくれた。そしてYOSHIKIは、「この曲はTOSHIがいないとできない。TOSHIが戻ってくるまで、ずっと皆で待っていよう」と言った。 あのとき、私はその言葉と気持ちがものすごく嬉しかったけれど、一方では「TOSHIがXに戻ってくることはないだろうな」と思っていた。戻って来てくれたらどんなにいいかという願いがありながら、安易に戻って来てほしくないという気持ちもあった。 TOSHIが歌わなければ私にはXの意味がない。あの頃の私は「TOSHIが戻ってX再結成」なんて未来が想像もつかなかったから、自分のこれから先の人生の中でXのライヴに行くなんてことが考えられなかった。自分が死ぬときには、心残りの一つとして「Xのライヴに行けなかったこと」をまず挙げるのだろうなと思っていた。
2003年9月、日本武道館で行われたFILM GIGに行った。会場の熱気は生でも、観ているのはやっぱり「映像」だった。 生のライヴ(って言い方は変か)みたいに興奮したし行って良かったけれど、「もう映像でしか観られないんだなぁ」という気持ちは付きまとった。
そんな私が、5日後にXのライヴへの参戦を控えている。 人生、何が起こるか分かんねぇもんだな、おい!
YOSHIKIコンサートの日は確か雨がしとしと降っていた。武道館の日はそんな生易しいものじゃなく、どしゃ降りだった。 3度目の正直で、金曜日は雨じゃないといい。晴天じゃなくてもいいから、雨は降らないでほしい。っつーか、HIDE、そこんとこ頼むよ!!
ところで、TOSHIの歌のうまさが一番際立ち、尚且つ観客に癒しを提供できるのは、YOSHIKIが書いた曲をアコギで歌っているときじゃなかろうか。DVDを観ていてつくづくそう思った。TOSHIのソロの曲じゃ、そこまで癒されない。癒しを追求したいなら、YOSHIKIの曲を歌ったほうがいいよ。……まぁ、これは個人の感性の問題だから何とも言えないか。 何はともあれ、YOSHIKIに対する「無理するな」とは別の意味で、TOSHIにも今度のライヴで無理はしてほしくないんです。「XのTOSHI」を見せてほしいのは言うまでもないけれどね。
それにしても、石塚サンだけは昔からあんまり変わらないなー、と思うのは私だけでしょうか。も、もしや、昔ちょっと老けてた!?
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