月に舞う桜

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2007年12月07日(金) イタリアンで忘年会

初めて行ったイタリアンのお店で、仲間内の食事会だった。
何と4,5時間も居座り、「あのー、そろそろ閉店なのですが……」と言われる始末。
仕事や映画の話など、よく喋った。そして、またもや「桜井さんは意外と言うこと厳しいね」と言われる始末……あぅ〜。
5人のうち3人は車で1人はお酒が飲めない、私も翌日に忘年会を控えていたこともあって今回はアルコールなし。じっくりいろんなことを話すには、ノンアルコールがちょうど良かったのかもしれない。

メニュー↓
・カニとアボカドのタルタル
・ローストビーフのブルーベリーソースがけ
・マルゲリータ
・牡蠣とブロッコリーのクリームソーススパゲッティ
・揚げ茄子入りスパゲッティボロネーゼ
・柚子のシフォンケーキ
・コーヒー、紅茶

ある程度の人数で行くと、数種類のメニューを少しずつ食べられるのが嬉しい。ピザが売りのお店だけあって、生地自体がおいしく、トマトやチーズの全くついていない端っこの部分だけでも十分いける。
クリームソースのパスタは好んで頼む方ではなかったけれど、あの牡蠣とブロッコリーのパスタは程よいコクだった。クリーム系のパスタを「もう一度食べたい」と思うなんて、珍しい。それとも、単に食わず嫌いだっただけで、本当は結構好きなのかしら。濃い乳製品の味が苦手なので、パスタも敬遠していたのだけど。
例えばマンダリンのクレームブリュレとかアップルパイ風リンゴの包み焼きとかバナナと胡桃のケーキとか、魅力的なデザートがほかにもたくさんあって、一通り試したくなる誘惑をぐっと抑え込んだ。
店内の真ん中には黒いグランドピアノが置いてあり、ときどき、邪魔にならない程度にその音色が聞こえた。残念ながら、私の位置から弾き手の姿は見えなかったけれど。
テラスには、曲線で作られた洒落た形のテーブル。夏なら、あの赤いテーブルで、夜風に吹かれながらピザをつまむのも良いかもしれない。

人と出会って話をして、その人を知っていったり、今まで知らなかった世界を彼らに教えてもらう過程は本当に楽しい。男とか女とか年齢が関係なくなる瞬間があるなら、なおさら。
日々いろいろなことがあるけれど、良い仲間に囲まれている私は幸せ者だ。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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© 2005 Sakurai Yuzuki