月に舞う桜
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| 2007年10月10日(水) |
秋はバラードの香りで |
秋になると毎年同じようなことを書いている気がするけど、今年も金木犀の香りがやって来た。 朝、トイレの窓から、その強い香りが入ってきた。トイレで金木犀の香りが漂っていると、まるで芳香剤を置いているみたいだ。 金木犀の香り、嫌いじゃない。どちらかと言うと、好きだ。でも、あまりにも強くて甘いので、むせそうになる。 遠くから香ってくるのがちょうど良い。会社の行き帰りに金木犀の前を通らなきゃならないんだけれど、そのときも、むせそうになる。 自然のものって、人工物よりもよほど強烈で人工っぽいことがあるんだなぁ。
話変わって、私は大塚愛の歌い方があまり好きじゃない。でも、曲自体は結構好きだ。特にバラードが。 それで今は、毎日毎日『クムリウタ』が頭の中で流れている。 つらいことなんて何もないのに、呪文みたいにひたすら頭の中で「曇り空、泣くな」と繰り返している。着メロにしてしまいそうなくらいだ。 あーでも、カラオケに行くと、例えば失恋したばかりのときは元気な歌ばかり歌って、物事が上手く行っているときは切ない曲を歌うようになると聞いたことがある。最近ちっともカラオケに行かないので、自分の場合がどうだか分からないけれど。 何もかもが上手く行って絶好調! というわけではないにしろ、とりあえず平穏な毎日。だから、安心して『クムリウタ』が回っているんだろうか。
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