月に舞う桜
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| 2007年01月24日(水) | 負けず嫌いがむくむくと |
いつもの時間に会社を出ると、薄暗くなってはいるものの、まだ空が青いので驚いた。毎日少しずつ日が長くなっていることに、今日になって気づいた。寒い寒いと言っても、一日一日、季節は春へと進んでいる。すごいなぁ。季節が移り変わるのって、単純にすごいと思える。結局は人間の手の届かない大きな何かが世界を支配している、そのことへの安心感。
今の会社に入社して、もうすぐ１０ヶ月が経つ。最初の数ヶ月はわりとスムーズに成長していたと思うのだけど、ここのところ伸び悩んでいる感がある。端的に言えば、処理速度の問題。こんなに早く頭打ちになるわけがないと分かっていながら、どうやってもこれが限界なんじゃないか？ とも思えてしまう。朝、今日も頑張ろうと思って張り切ると、飛ばし過ぎて夕方４時くらいにヘトヘトになってしまい、却って効率が悪くなる。加減が難しいのね。
誰にでも、何にでも、関門というのはあるのだろう。最初は順調に進んで、目の前に関門が現れて、そこを越えればまた順調に進むことができて、しばらくするとまた関門……。たぶん、その繰り返しだ。
こう見えても……いや、他人にどう見えているのか定かじゃないけれど、私は負けず嫌いだ。仕事のできる人を見ると、負けられない、と思う。別に、負けず嫌いは悪いことじゃない。今感じている「負けられない」は、意地じゃなくて向上心に繋がる気持ちだから、なおさら。以前は、「負けられない」と思うことがものすごく負のエネルギーを生み出していたんだけれどね。最近は、健全な負けず嫌いの感じがする。
こんなところで止まってられないんだ。まだまだ先に行けるはず。私はプライドがあって変なところで自信過剰だから、こんなところで止まってる人間じゃないって思い上がってる。関門を越えるエネルギーになるなら、思い上がりも上等。
