月に舞う桜
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広い歩道でも、わざわざイチョウの葉が積もっているところを通ってみる25歳、乙女チックなことをする年頃でもなかろうに、こんなんでいいのだろうか……? いや、いいんだ、自分が楽しければ!
某新聞社さんが『選びし者へ』を記事で取り上げて下さることになり、今日はその電話取材を受けました。 緊張しました! どうでもいいことはよく喋りますが、取材というきちんとした場面で「簡潔に要領よく話す」という行為(しかも電話で!)はどうも苦手です。 「うまく話さなくちゃ」という気持ちが先に立ってしまって、却ってまとまらなくなってしまうのですね。 自分が伝えたいことをどこまで伝えられたかは分かりませんが、記者さんが私の言ったことをうまく伝え返して下さるので、「あ、私ってこう考えていたんだな」と自分の頭の中を見直して整理することができました。 やはり、記者さんというのは聴き出すプロなのだなぁと思いました。 取材を受けている間中、「やっぱり、新聞社さんには新聞社さんの書きたい方向性というのがあるのだよなぁ」とは感じましたけれども。 たとえ自分の考えでも、新聞記事になった瞬間にそれは飽くまで「記者さんのフィルターを通した記者さんの言葉」となるわけです。 ですから、記事を通して自分の思いがどれくらい正確に伝わるのか少々心配ではありますが。 とは言え、新聞という影響力のあるメディアで『選びし者へ』を取り上げて頂けることは、本当に光栄なことであります。 同時に、物書きとして責任というものも改めて実感しております。新聞に載る以上、もう後戻りはできないぞ! という感じです。 記事の掲載日などが決まりましたら、またサイト内でもお知らせいたしますね。
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