月に舞う桜

前日目次翌日


2005年11月22日(火) 苦手なものと困るものシリーズ

私にとって鳥類は天敵だ。
特に、ハト。絶対近寄りたくない。
近道なので大きな公園を突っ切って目的地に向かっていた。
その公園では子供たちがボールを蹴って遊んでいた。
公園と言えば、ハト。ハトと言えば、公園。
私は、ポッポポッポと気ままに歩くハトと距離を保って歩いていた。
それなのに!
さっきまでボールを蹴っていたお子様たちが、ハトを追い回して喜んでいるではないか!
ぎゃー、やめてー!
逃げ惑うハトが私のほうに寄って来るのよ〜!!
なぜ子供はハトを見ると追い回すのか、なぜハトをそっとしておいてやれないのか……。

冬のいや〜な風物詩と言えば静電気。
そろそろそんな時期だなぁ、嫌だなぁ、と思っていたら、さっそく来ましたよ!
エレベーターのボタンを恐る恐る押したら、無情にも「バチッ!」と。
私はどうも帯電する女のようで、静電気に痛めつけられる率が人より高いと思う。
これから冬は長いよ。嫌だなぁ、怖い怖い。

私は撫で肩である。
明らかに遺伝と思われるので、母を恨むしかない(それはどうか)。
最近は、冬でも首周りや肩が大きく開いた服がたくさんある。そして、それらの洋服はたいていかわいい。
しかし、かわいいからと言って私がそういう服を着ると、とんでもなくヤバイ恰好になってしまう。
おしゃれでわざと肩を出しているんじゃなく、「出てしまう」のだ。
だから、買えない。
今日も、淡い紫でものすごくかわいい、ふわふわの半袖ニットを見つけたけれど、どう考えても着こなせない形なので、買えなかった。

くそー、子供とハトと静電気と流行りの洋服め!
覚えてろよ!


桜井弓月 |TwitterFacebook


My追加

© 2005 Sakurai Yuzuki