A Dream Is a Wish Your Heart Makes
DiaryINDEX|past|will
今日はお宮参り。 天気もよくてよかった。 難題はオッサンのこと。 こういう時だけじいちゃん顔してくるから困る。
マメの時はお父さん(旦那のお父さん)は神社までついてきてくれたが、ご祈祷のときは外で待っていた。しきたりがどうなのかは知らないけど、お父さんが入っていないのに他人に入ってもらう訳にはいかない。お父さんに来てもらいたくてももう無理やから…
ばあちゃんにマメの時にお父さんも入らんかったからジイチャン(表面上はそう呼んでいる)も入れんと思うよ。せっかく来てもらっても入れんかったら悪いからばあちゃんだけ一緒に来てや。そう言ったら『そん時はそん時でええよ。日曜やから休みやしヒマやから。それに来るなとはよういわん』と言う返事。
どうしよう…このままなら一緒に来る… 悩んだ結果神社の方に直接お願いすることにした。 オッサンの車に子供たちは乗せたくないので別々に行くことにして時間より早めに行って受付の方にお願いする。 『すいません。変なことをお願いするのですが、今日つきそいに母ともう1人男の人が来るんです。ご祈祷の時はその人に入らないで待っててもらうように言ってもらえませんか?』 『お父様に入らないように言うのですか?』 『はい。お願いできますか?』 『気を悪くされませんか?』 『知らないので、そんなしきたりだと思うと思うので大丈夫です。』 そうお願いしてばあちゃんたちの到着を待つ。
ばあちゃんが到着。 チビマメを抱いてもらってばあちゃんが買ってくれた祝い着を着せる。 親ばかだけど赤い着物がよく似合ってかわいい。
『位の低いお坊さんみたい。』 またオッサンが馬鹿なことを言った。 確かに着物を着たばあちゃんがチビマメの祝い着をななめ掛けにしている姿は袈裟をまとっているように見えなくもない。赤い色は位が低い人の色かもしれない。でも私にとっては大事な娘。チビマメには一番最初の晴れ姿。 なのになんでお坊さんに例えたりするんやろう?しかも位が低い…なんて…
こういうところにやっぱり血のつながりがないことを感じる。 お父さんならそんなことは言わなかったはず。 チビマメの誕生を一番に喜んでくれたはず。 私には実父の記憶はほとんどない。覚えていても私には父親なんて不必要な存在。と思わせるような嫌な思い出だけ。そんな私が本当の父親という存在を知ったのは旦那のお父さんに出会ったから。 私のお父さんは旦那のお父さんだけだと思ってる。 だからオッサンはばあちゃんの旦那やけど、私の父親ではない。 ましてやマメたちのおじいちゃんではない。 オッサンの一つ一つの行動にいつもそう感じてしまう。
やっぱり変な顔をされてでも神社の方にお願いして中に入らないようにしてもらって正解だった。
ご祈祷は15分ほどで済んだ。 途中暑かったのかチビマメはグズグズ泣いたけど… 神主さんがマメにもお土産をくれた。 『ありがとう!!』元気に言えた。 マメは最近の主役がチビマメばかりなので少し寂しい思いをしているけど、神主さんが同じように扱ってくれたのがうれしかったみたい。
神主さんにいただいたお言葉のように、若竹がスクスク成長するようにマメもチビマメも元気に成長していきますように。
|