A Dream Is a Wish Your Heart Makes
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予定日から遅れること9日
昨日の夜からおなかに軽い痛みがある。 規則的ではないけど、短くて7分長くて20分… 経産婦は15分間隔になったら病院に連絡をしてくださいって言われたけど、どうなんやろう…
朝6時。10分くらいの間隔になってくる。でもまだ耐えられる痛み。 7時半に旦那がコンビニでおにぎりを買ってきてくれたけど、一個食べるのがやっと。このままお産になりそうなのでお風呂に入ろうとしたものの痛みが強くなってきて無理そうなのでやめて9時に病院に電話した。 『入院の準備をしてきてください。』と言われたので旦那の運転で病院へ。
『う〜ん。まだ子宮口2〜3cmしか開いてないしな〜帰ってもらったほうがいいかな〜どうしようかな〜』と助産師さんが悩んでいる。 とりあえずモニターつけて様子みようかと言われてしばらくつけてみる。 チビマメはおなかの中で寝ているらしく助産師さんが起こそうとおなかを刺激したり、お母さん、咳払いをしてみて赤ちゃんが起きるから。何度も繰り返してね。と言われて咳払いをするものの起きる気配はない。
『う〜ん。どうしようか…』まだ助産師さんは帰そうかこのまま入院させようか悩んでいるみたい。 『個室希望やったっけ?』はいと答えると部屋を見に行って『あ〜運がいい今日ちょうど開いたんよ〜とりあえず入院してもらおうか』
というわけで入院。いつ陣痛がきてもいいようにスタンバイしてくれていた弟に連絡する。少ししてお昼ご飯が運ばれてきた。 サンドウィッチとフルーツにオレンジジュース。安産を願ってか折り鶴が添えてあった。なんかちょっとうれしい。 が…食事をとれる状態じゃなくなってきた。マメの時が陣痛から出産まで38時間かかってるからそれを考えると20時間位かかってしまうのかな… 体力つけとかないといかんし…無理やりフルーツとジュースは流し込んだけどサンドウィッチは無理だった。 旦那とばあちゃん(実母)はお好み焼きを買ってきて食べている。その臭いで気分が悪くなってきた…つわりのときみたい… 10分もしないうちに弟が来てくれてマメを近くのショッピングセンターに連れて行ってくれた。
だんだん激しくなる痛みに耐えながらトイレに行くと金曜から続いていたおしるしと少し違う感じの出血。 トイレから戻ると助産師さんに『おしるしはどんな感じ?ゼリー状のおしるしやった?』ちょうど陣痛が来ていてうんうんとうなずくことしかできなかった。『よしよし。子宮口の様子みてみようか?』 『お〜7〜8cm開いてるよ。分娩室に行こう。よかったよ帰ってもらわんで。分娩室でうろうろ歩いてな〜』そう言われて分娩室でうろうろする。
マメの時は子宮口がなかなか開かなくて苦しんだのにうそみたいに速く開いている。時々強い痛みがくるけどマメを産んだ時はこんな痛みじゃなかった。 今日中にチビマメに会えるんかな〜?そんなことを考えながら分娩室の中を20分ほど歩いてからもう一度子宮口の確認。そばに立ってる旦那に『奥さん痛みに強い?』はいとうなずく旦那に『やっぱり…経産婦さんは速いね〜もうちょっとで全開になるよ。』 え〜っ!?速いっ!!もう産まれるん!?
分娩台の上で何回かいきみを逃すけどだんだん強くなる痛みに我慢できなくなってくる。痛い〜!!あ〜!!と叫ぶ私に旦那が『がんばれ!チビマメもがんばってるぞ!!』とはげましてくれているけどつわりのつらさも、腰痛も陣痛の痛みもわからんくせに〜と思っていた。思っていただけのつもりが後で聞いたら『わかっとんじゃ〜!!こら〜!!』と叫んでいたらしい…
『もうちょっとやで〜後は破水したらいいからね〜いきみたかったら少しいきんでいいよ〜』と言う声に安心して少しいきむ。何度目かに破水。
次の陣痛でいきんでいいよ。 頭が見えたよ〜 産まれたよ〜 女の子よ〜
は〜終わった…14時02分。3600gの大きな女の子が無事に産まれた。 チビマメが胸の上におかれる。やっぱり兄弟やな〜マメが生まれたときにそっくり。髪もふさふさやし。でもマメの時にあれだけかかった出産が今回は病院に来てから4時間で産まれた。初産婦と経産婦ってこんなに違うものなんやろか?
チビマメが大きかったせいかかなり切れていたらしく縫うのに30分くらいかかってた。途中で麻酔がきれて追加してたし…
処置が終わって旦那とマメ、ばあちゃんと弟が分娩室に入ってきた。ん?もう1人男の人がいる…なんで〜おっさん(ばあちゃんの旦那。私が結婚してから再婚した。私にとっては赤の他人)が分娩室に入ってきてるん!? 処置が済んだって言うても胸がはだけたところにチビマメ抱いてるし、オシモも介護用オムツみたいなのはかされてちゃんと隠れてないのに〜!! しかもチビマメの顔を見たりするわけじゃなく、私の足元の方にいる。 弟が気を使って『こっちの方がチビマメがよく見えるで』って言って足元の場所から移動させようとしても動かない。なんで〜!?赤ちゃん見るわけじゃなくおるだけやったら出て行って〜なんで他人にこんな姿見られないかんのん!?ばあちゃんも念願の立会いでうれしいのかそんなことに気づいてくれない…
16時に部屋に戻る。看護師さんが車椅子を用意してくれたけど、部屋が分娩室の前だったから『自分で歩いていきます』と言うと『え〜!?大丈夫?ほんまに大丈夫?』と心配をよそに自分で歩いて部屋に… まだおっさんがおる。しかもまたベッドの足元の方に… お産が軽かったとはいえやっぱり疲れてるし縫ったところも痛いし足元のおっさんが気になるのでゆっくり横になろうとすると、弟がサッとタオルケットをかけてくれた。
30分位してトイレに行きたくなって1人で行く。 後で看護師さんに『トイレに行きたくなったら言って下さいね。一緒に行きますから』と言われて『もう行きました』と答えると『えっ!?いつ?1人で?』とすごい驚いた様子で聞かれた。『4時半くらいに1人で行きました』『え〜!?』まだ驚いている。なんでそんなに驚くんやろう?って思ってたら経産婦でも6時間後に歩行開始でトイレには付き添いが必要だったらしい…そら驚かれるか…部屋には自分で戻るしトイレに勝手に行くしじゃ。
18時夕食。うわさどおりで豪華な食事。 もちろん完食しました。
女の子ってかわいいんかな?って思ってたけど自分の子供はやっぱりかわいいわ。母子同室やけど今晩だけは看護師さんにお願いしてゆっくりさせてもらいました。
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