気ままに開発日記...増田雄二

 

 

スクエアなパター - 2006年03月02日(木)

本格的に商品化に向けていわゆるピンタイプのパターの開発に入りました。
以前書いた様に基本に帰るという意味でも一本は持っていたいタイプのパターですね。
今回は操作性にとことんこだわってみたいと思っています。操作性とは機能性はもちろんですがアドレス時に上から見える全体のバランスがひじょうに重要で特に上級者になるほどクラブを見る目が肥えていますから構えてストロークのイメージの出ないものはまず使えません。ロフトやフェースアングルなどの数値を合わせることは簡単ですがフィーリングを合わせることは至難の技です。古臭い事を言ってるように思われるかもしれませんがフィーリングと押さえるべき数値を満足してはじめて最高の武器になると思います。
これはパターに限ったことではなくクラブ全般に言えることですがどうも最近は素材、製法などが判断の基準になっている気がします。科学の進歩を否定しているつもりは全くありませんがクラブは人間が使う道具である以上人間の感性に合うバランスのとれた形状でなければいけません。過去に斬新な形状のパターやクラブは数え切れないぐらい製品化されていますがそのほとんどが短命だった様に思います。話がそれてしまいましたが最終的にどんなパターが仕上がるか乞うご期待。途中経過も随時書いていきます。



...



 

 

 

 

INDEX
past  will