最近の傾向 - 2005年12月21日(水) 先日ある雑誌の企画で試打評価に行ってきました。 ドライバーとアイアンの新製品の試打をさせていただいたのですが傾向として以前にくらべてターゲットを絞ったクラブが減って来ている様に思います。巾広い層に使えるクラブが多いようです。とにかくスライスだけはさせないといった様なクラブが減りけっこうスクエアなクラブが目立ちます。なぜかカーボンコンポジットのクラブもほとんどなくなりましたね。個人的な評価ですが見た目がすっきりまとまっているクラブが機能的にもバランスよく出来てる様です。一緒に試打をした女子プロの方もほとんど同じ評価でした。高反発規制の影響かヘッドの構造だけにとらわれて来た感のあるクラブ開発がクラブ全体のバランスを重要視するようになってきているのではないでしょうか。見方を変えれば個性がなくなりユーザーはクラブ選びにより悩むことにもなりますけどね。 私は常々言っているのですがクラブはスイングの完成しているプロであればきっちりフィッティングすることによって効果を発揮できるのですが一般アマチュアが無理に現状のスイングに合わせると場合によっては上達をさまたげることも考えられます。本当にいいクラブというのはその場で結果を出してくれるものではなく使うがわの人間のポテンシャルを上げるアシスト役であるべきだと思います。クラブがスイングの力となり人間がボールを飛ばすのです。私たちは当初から高反発には全くとらわれず、独自のセンターバランス理論を掲げ、振りやすさ、再現性の高さを一番に取り組んできました。それがスイングのレベルアップにつながり結果的にはより正確にかつ一番遠くへ飛ばせる方法だと確信していたからです。 ...
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