My Prime Day's
さとりん



 激しい男2

今日は同じ仕事をしているグループで

イタリアンで飲み会。


だけど飲み会というものは

週末にしてほしいなぁと心から思った。

まだ土曜まで長い。。。。


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イヤな予感というものほど

よく当たるってやつで

このときも例外ではなかった。


その勘違い男Nくんは

私の顔を見るなり

短髪のくせに髪を書き上げるしぐさをし

近づいてきた。



「おはよう、こんな早くから来てるんだね」


「・・・・・・・」


「いつも1人で弾いてるの?

 よかったら聴きに行ってもいいかな」


「あぁ、、、ええっと、、、、

 どぉぞ。。。」



咄嗟の出来事に断ることもできず

私は彼を音楽室に入れた。



が。

非常に弾きにくい。

ピアノの前に座って楽譜を用意していると

Nくんは並んである椅子に座るのかと思いきや

わざわざ隣までやってき

ピアノに肘をついてジッとこちらを見ている。



ううぅ、、、きもちわるい。 (コラ)



とにかく妙な空気と緊張感で

弾くのがためらわれたのだけど

Nくんと話すこともないし話したくもないので

私はいつものようにピアノに没頭した。


だけどその間もジーーーッと見つめる

視線が痛くて集中できない。

ああやりにくぃ。どうしよう。。。。と思っていると

彼が動き出した。

ピアノの横にいたNくんは

ジリジリと移動し

私の斜め後ろにきたのだった。



【しつこく続く】

2008年12月02日(火)
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