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■ 不倫の事情 〜I do〜
落ちた。
転職なんて考えてないけど
ちょっとしたトライ感覚で
とある企業を受けたら見事に落っこちた。
ちなみにテストのできばえも完璧で (自称だが)
その後の二次面接でも
できばえを褒められたくらぃ。
とくに数学は、ほぼ満点だったそうな。
なのに!
なのにっ!!
見事なまでの落ちっぷり。
なんだあれか、年齢か。
32歳はもう駄目か。
やっぱり取るなら20代なのか。
とにかくものすごーく自信満々なところだったので
その落ち込みようは半端なく
昨日はあまりの暴落ぶりに
ホントに頭が痛くなり気分も悪くなったので
ベッドに入って夕方まで寝たくらぃ。
私って意外と繊細だったのね・・・・
と気づかされた2008年秋。
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クルーズ船にドレスのまま乗り込み
とりあえずは部屋に行く。
そこでカメラマンから「オットにむけて何か一言!」みたぃなことを言われ
そういう風習のない日本人な私たちは
たいそう照れた。
だってそんなの用意してないよー!
用意してないんだけど・・・・と言うと
「HAHA、照れてるんだね。
じゃぁオットさんはバルコニーに出てて」
と、まったく信じてくれやしない。
しょうがないから何かを言ったけど
全然おぼえてない。
たぶん当たり障りのないことを言ったんだろう。
そしてその後は上にあるチャペルで
2人だけの挙式。
ここはアメリカなのかな。。。
それとももう出航したから違うのかな。。。
私、どこの国で式を挙げたことになるんだろう。。。
2人だけなので (カメラマンや写真家はいるけど)
特別な緊張もなにもなく
こんなことばかり考えていた。
ペラペラとなにやら神父さんが話し
「I do(誓います)」という私たち。
そういや青いものとか借りたものとかいらないの?と思い (アメリカは結婚式にこれらが必要。今もかな?)
式の真っ只中オットに聞くと
「しっ!」と一括された。 (苦笑)
そんなこんなで式はいちを終わり
チャペルの中で写真撮影を行う。
この後は別室でケーキカットを行い
船内の好きな場所で写真をたくさん撮ってくれるらしぃ。
わーい、絶対カジノで撮ってもらぉ、、と思っていると
なんだか猛烈な吐き気が。
やばぃ。
やばぃ。
よくわからんがとにかくマズィ。
吐く。
吐く。
絶対吐く。
何か言わなきゃ・・・・と思うも
あまりの気分の悪さに「I、、、I、、、」しか
言葉が出てこない私。
なんなんだ!?新婚早々毒でも盛られたかっ!?
顔が真っ青で「アイアイ」言ってる私に
いち早く気づいてくれたのはカメラマン。
さすが、カメラ越しだけど私たちを常に追ってるだけあるね。
「大丈夫か?」の問いに
首をブンブン振ることしかできなかった私は
すぐにイスに横にならされ
しばらく休んだ。
どれくらぃだろう。
たぶん1分も経ってない。
だけど私はたかが1分少々ですっかり元気になった。
さて、撮影の続きをしましょうと思い立ち上がると
チャペルの扉が
映画のようにバーンッと開き
そこにはイケメンハリウッドスターではなく
車椅子を持ったブッチャーみたぃな
でっかぃ看護士さんがいたのでした。
2008年10月15日(水)
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