|
|
■■■
■■
■ Mai 〜Which one〜
昨日は久々の週末晴れでしたね。
いっぱい遊びましたか?
私もずっとどこかに行きたかったし
そろそろ新しいワイングラスを購入したかったけど
結局出かけたところは
毎度おなじみのヨーカドーのみ。
オットは「どこか行こうよー」と
愚図ってましたが(笑)
どこかに遊びに行くよりも
ビーフシチューを選んだ私。 (詳細はPHOTO)
今思えば、バカじゃなかろーか。
何晴れた日に
半日キッチンに立ってんだか。
でもそのおかげか
晩御飯はそんじょそこらの洋食屋よりも
ずっと美味な食事ができました。
まっいっか。これならバカでも。
*************************************
「子供できたみたぃ」
「どうするの?」
「わからない」
「えっと、、、ちなみに誰の子?」
「Wくんだよ」
「えええええ!」
マイのお腹の中にはWくんの子が。
だけど今マイの隣にいるのはTさん。
Tさんの子ではない・・・・らしぃ。
「とりあえずさ、私によりも
Wくんと話しなよ」
そう言って私はこの話題を無理やり終わらせた。
そしてその夜、Wくんからさっそく電話があった。
「マイが妊娠したこと聞いたよな?」
「うん。どーすんの?」
「あのさ、俺の子じゃないよ」
「へ?」
「どうやっても計算合わないもん。
絶対Tさんだって」
「そうなの?ホント???」
「ああ」
正直このとき「責任逃れかな」と思った。
よくあることだ。
いきなりのビッグハプニングに逃げたくなる
気持ちは、よくわかる。
だけどよくよく考えたら
計算がまったく合わない。
そのとき、マイとWくんは別れてたのだ。
ということは、やっぱりマイのお腹の子は
Tさんの子????
あの子どういうつもりなんだろう。
さすがにそこまでバカじゃないと思いたい。
これ以上クビを突っ込みたくなかったけど
育てるにしろおろすにしろお金が動くことになる。
Wくんが直接マイに言っても無駄だと思ったから
私がマイに聞くことになった。
「ねぇ、お腹の子さぁ、ホントにWくんとの子なの?」
「そうだよ。なんで?」
「だってさ、計算合わないじゃん。
そのときマイはWくんと別れてたときでしょう?
父親ってTさんじゃないの?」
「・・・・・・・」
マイは黙ってしまった。
何も言わない。
たぶん図星なんだろう。
どれくらぃの時間が過ぎただろう。
私もマイも何も言わない。
私はマイが話すのを待っている。
マイは、、、、たぶんどう切り返すのか迷っているんだろう。
イライラした。
だけどジッと我慢。
そのとき
「Tさんにも・・・・言ってるよ」
「え? ごめん、意味わかんない」
「Tさんにも私の妊娠のこと言ってる」
「で?そしたら?」
「おろすお金出すって」
「マイは?どーしたいの?」
「もし産んでも育てる自信ない。
自分のことですらギリギリなのに
誰かを養っていくなんて
考えただけでも怖い・・・・」
「まぁ、そのへんは何も言わないよ。
よーく考えな。
でもさどっちが父親かはちゃんとはっきりさせなよ」
「うん・・・・」
「ねぇ、もしかしたらさマイわかってるんじゃない?
どっちが父親か」
マイは今度こそ口を閉ざした。
いったい何を考えてるんだろう。
まったくわからない。
そんなときWくんは
自分のアドレスを簡単に漏らした先輩を
いいように使っていた。
2008年06月01日(日)
|
|
|