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■ Mai 〜愛情と意地〜
今通っている英会話スクールの先生(アメリカ人:女性)が
「結婚願望もないし子供も大嫌い。
だけどこのまま1人の人生・・・・怖い。
日本の女性は、なぜ結婚して子供産んだら
専業主婦になるの?
働かない女性、私考えられない。
自分が欲しいもの旦那のお金で買うの
まったく理解できない」
と言っていた。
「私も夫が稼いだお金使えない・・・・。
自分のお金しか使いたくない」
・・・・そう言ったら
目を輝かせて賛成してくれた。
そして授業そっちのけで
ひたすら話し合った。
私たちの未来について。(笑)
「私も子供大嫌い、
だけどこのまま一生いなくて・・・・ホントにいいの?」って。
だけど悲しいかな授業はたった40分。
残り時間2分というとこだったけど
話はまだまだ終わりそうにない。
そこで
「こんなに意見が合う人が
日本にいると思わなかった!
私この後授業ないから
これから近くのカフェに行かない?」
・・・・・気持ちは嬉しいけど
話が重たい系だけに、長時間はちょっとしんどぃ。
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「まさか戻ってこいなんて言わないでしょう?」
Wくんは長身でイケメンでいわゆるモテるタイプ。
そんな彼だから性格が良いわけがない。
女の敵・・・・とよばれるようなことを
いままでいろいろとしてきた。
だけど彼は私の大切な友達のひとりだ。
そんな彼だけど、もうこれ以上苦しい思いはしてほしくなかった。
「・・・・・・実は、もう言ったんだ。
俺のところに戻ってこいって」
「はぁ・・・・もしかしてさ、マイを好きっていうより
取られて悔しくて・・・って、そんな感じになってない?」
「なってるかもな・・・。
だけどこれが意地なのか愛情なのかわっかんないんだよ」
「私も過去似たような気持ちあったよ。
落とせない事実がどうしても受け入れられなくて
『好き』って気持ちじゃなくて最後は『意地』に
なってただけだったし。
でもこういうのって過去にならないとわからないんだよね。
当時は『意地』を『好き』だと勘違いしちゃうの」
「まさにその通り!・・・・かもな。
でも、ごめん・・・今はホントわからないんだ」
ちなみにマイは
このWくんからの問いには答えなかったそうだ。
だから今度こそ完璧に終わると思っていた。
なぜなら・・・・
マイが会社を去ることになったからだ。
もちろんクビなどではない。
自主退社。
だけど、次の仕事も何も決まっていない状態。
早急に見つけなければ住むところすらなくなってしまう。
田舎に戻らなければならない。
だけど彼女は「1ヵ月後には辞めるから」と言い、
社長に辞表を出しに行った。
そして・・・・・・・・・
その日の夜遅くに
マイから電話があった。
彼女はまたいつものように取り乱し
「社長が・・・・・・
社長が・・・・・・私を好きって。
いきなり、、、、抱きしめてきたの・・・・」
と、言ってきた。
2008年05月21日(水)
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