My Prime Day's
さとりん



 お年寄りは大事にしましょう

Libraryに「幻惑の死と使途」更新。

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今日は、会社の同僚Fくんという男の子(薬剤師の免許取得オメデト)と

ランチデートしてきました。


歩いていると

ヨボヨボの杖をついているおばあちゃんと

その横を一緒に歩いている60代の女性が目に入りました。


いきなり目の前で

ひっくり返るようにして転倒したおばあちゃん。

横の女性は助けることもせず

「なにやってんのっ!」

「早く立ちなさいよ!」

と、言いまくるだけ。


さすがにほっておくことができず

私とFくんは、おばあちゃんを助けに入った。

Fくんが後ろから抱きかかえるようにして

私が腰を持って、おばあちゃんはやっと起き上がることができた。


「ありがとう」


そう言われて嬉しかった。


だけど、60代の女性は何の言葉もなく

相変わらずおばあちゃんに「早く行くよ!」とか言ってる始末。

一言何か言うべきかと思ったけど

結局何も言わなかった。


2人して彼女らが歩いていく姿を

しばらくずっと見てた。



なんでか涙が出てしょうがなくって

気付けばFくんの前で泣いてしまっていたわたくし。


絶対良くない。


これだけはわかる。

だけど、何も出来ない自分がすごく無力で

腹が立って、どうしていいのかわからなくなった。


「おばあちゃん、私と一緒に帰ろう?」


何も考えてないようにとられるかもしれないけど

そのとき、私は心からそう思った。


それからなぜか涙腺止まらず

帰宅中の電車の中でも涙がにじんでくるわ、

1人家に帰っても涙が出てくるわで

ちょっと大変なわたくし。(苦笑)


年を取ったってことなのかな?(笑)

2007年10月25日(木)
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