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■ 2番目の女。
会社に行くと
支店長が1人ポツンといた。
事務所内なのにコート着て。
なんだか寂しそう・・・・。
だけど喋ってみるとフツーで
しばらく楽しく2人で仕事してた。
11時になり、
女の子(Uさん)が出社。
するといきなり事務所内の空気が変わった。(ような感じ)
あれ?あれ?
と、少し不思議に思ったけど
まぁ、そこはシランプリ。
大人の常識っつーヤツですよ。 フフフッ
支店長が
「ちょっと出てくるわ」
と言い、どこかに行くと
待ってましたといわんばかりにUさんが飛んできた。
いやだっ!かかわりあいたくなぃっ!!!!!!
と、咄嗟に思ったけど、
その心、虚しく
「聞いてくださぃよーーーー!!!!!!!」
と、必死の形相で言われたので
断れず・・・・。 (´;ェ;`)
以下、アタシとUさんの会話。
「なんでしょぉ?」
「あのですね、アタシ支店長と先日喧嘩したって言ったじゃなぃですか?」
「うん」
「で、その喧嘩で今月の25日に辞めるんですよ」
「うん。それも聞いた」
「でぇ、、、実はですね、、、、」
( ;゚;ж;゚;)゙;`;:゙;;
ギャーッス!
そんなこと聞きたくなかった。
だって。だって。。。。。
「言いたいコトはわかります。
そうですよ、支店長は彼女いますよね」
「うん」
「でも、アタシが『2番でいいから』って
付き合ってもらってたんです」
「はぁ・・・」
「で、昨日電話でさらに喧嘩しちゃって・・・」
「何言ったの?」
「『お前の顔なんて見たくねーんだよ!
辞めること決めたの大正解だわっ!』って、
言っちゃったんです・・・」
「はぁ・・・」
「でね、メルがきたんですよ。
そのメルがすげぇ切なくて・・・・
アタシ今日会社きたくなかったぁ・・・」
そーか、そーか、そーか。
アタシは、今日事務所にいるコトを後悔してきたよ。
聞くんじゃなかった。 (やっぱり
なんで教えるんだよ。
まだ朝だよ。
1日は長いよ。
しかも今日は3人だよ。
なんで月曜なのに事務所に3人なんだよ。
絶対人間足りないって。
はぁ・・・・。
「見てくださぃよ。コレが昨日きたメルです」
送信先:○○○○○○@docomo.ne.jp(Uさんの携帯メアド)
発信者:□□□□□□@docomo.ne.jp(支店長のメアド)
件名:ごめんな。
本文:昨日はごめんな。
もぉ口きいてもらえんのかな。
俺には、ちゃんと彼女おるし、お前は「2番目でいぃ」って言うけど
やっぱり辛いわ。でも、俺は彼女と別れることもできなぃ弱いヤツだし
お前とも別れたくなぃと思ってるズルィヤツだ。
お前のコトは、ものすごく大事に思ってる。離れたくなぃ。
会社を辞めていくのは仕方のなぃことかもしれんけど、
せめてまた普通に話せるようになったらなと思ってるから。
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なんていうんだろ。
フツーなら
「けっ、こんなしょーもなぃ男なんて
さっさと忘れちまえ!
2番なんてバカげてるよ」
なんて言うとこだけど、
支店長って
誠実(そう)で、争いを好まない平和主義者(そう)で、
下っ端のアタシにも常に敬語で、
とにかく「いぃヒト!」って感じのヒトだから
このメルを読んだとき、おもわず
「切なーーーーぃ!」
と叫んじゃったよ。
そして、今日は
とても重苦しく、
くらーーーぃ事務所でした。
「支店長、○○に電話しておぃてくださぃね」
「あぁ」 (超そっけなぃ喋り方
ムッキーーーー!となるUさん。
ジェスチャーで「落ち着いて」と言うさとりん。
今日1日ずっとこんな感じ。
すっごく疲れた。
気付かれ?っていうの?こういうのも。
だけど、家にもどったアタシは
ビックリしたのです。
いやっ、ビックリじゃなぃな。
ドビックリって感じ。
だって、このアタシが
ちょっと泣きそうになったし。
ってか、涙ぐんだし。
その話は、また明日。
2006年01月16日(月)
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