My Prime Day's
さとりん



 2番目の女。

会社に行くと

支店長が1人ポツンといた。


事務所内なのにコート着て。




なんだか寂しそう・・・・。





だけど喋ってみるとフツーで

しばらく楽しく2人で仕事してた。



11時になり、

女の子(Uさん)が出社。




するといきなり事務所内の空気が変わった。(ような感じ)



あれ?あれ?



と、少し不思議に思ったけど

まぁ、そこはシランプリ。

大人の常識っつーヤツですよ。 フフフッ




支店長が


「ちょっと出てくるわ」


と言い、どこかに行くと

待ってましたといわんばかりにUさんが飛んできた。




いやだっ!かかわりあいたくなぃっ!!!!!!



と、咄嗟に思ったけど、

その心、虚しく



「聞いてくださぃよーーーー!!!!!!!」


と、必死の形相で言われたので

断れず・・・・。 (´;ェ;`)




以下、アタシとUさんの会話。



「なんでしょぉ?」


「あのですね、アタシ支店長と先日喧嘩したって言ったじゃなぃですか?」


「うん」


「で、その喧嘩で今月の25日に辞めるんですよ」


「うん。それも聞いた」


「でぇ、、、実はですね、、、、」






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( ;゚;ж;゚;)゙;`;:゙;;

ギャーッス!

そんなこと聞きたくなかった。

だって。だって。。。。。



「言いたいコトはわかります。

 そうですよ、支店長は彼女いますよね」



「うん」


「でも、アタシが『2番でいいから』って

 付き合ってもらってたんです」



「はぁ・・・」


「で、昨日電話でさらに喧嘩しちゃって・・・」


「何言ったの?」


「『お前の顔なんて見たくねーんだよ!

 辞めること決めたの大正解だわっ!』って、

 言っちゃったんです・・・」



「はぁ・・・」


「でね、メルがきたんですよ。

 そのメルがすげぇ切なくて・・・・

 アタシ今日会社きたくなかったぁ・・・」







そーか、そーか、そーか。

アタシは、今日事務所にいるコトを後悔してきたよ。


聞くんじゃなかった。 (やっぱり

なんで教えるんだよ。

まだ朝だよ。

1日は長いよ。

しかも今日は3人だよ。

なんで月曜なのに事務所に3人なんだよ。

絶対人間足りないって。



はぁ・・・・。




「見てくださぃよ。コレが昨日きたメルです」





送信先:○○○○○○@docomo.ne.jp(Uさんの携帯メアド)

発信者:□□□□□□@docomo.ne.jp(支店長のメアド)

件名:ごめんな。

本文:昨日はごめんな。

   もぉ口きいてもらえんのかな。

   俺には、ちゃんと彼女おるし、お前は「2番目でいぃ」って言うけど

   やっぱり辛いわ。でも、俺は彼女と別れることもできなぃ弱いヤツだし

   お前とも別れたくなぃと思ってるズルィヤツだ。

   お前のコトは、ものすごく大事に思ってる。離れたくなぃ。

   会社を辞めていくのは仕方のなぃことかもしれんけど、

   せめてまた普通に話せるようになったらなと思ってるから。

   







なんていうんだろ。


フツーなら


「けっ、こんなしょーもなぃ男なんて

 さっさと忘れちまえ!

 2番なんてバカげてるよ」



なんて言うとこだけど、

支店長って

誠実(そう)で、争いを好まない平和主義者(そう)で、

下っ端のアタシにも常に敬語で、

とにかく「いぃヒト!」って感じのヒトだから

このメルを読んだとき、おもわず 



「切なーーーーぃ!」


と叫んじゃったよ。





そして、今日は

とても重苦しく、

くらーーーぃ事務所でした。



「支店長、○○に電話しておぃてくださぃね」


「あぁ」 (超そっけなぃ喋り方



ムッキーーーー!となるUさん。




ジェスチャーで「落ち着いて」と言うさとりん。

今日1日ずっとこんな感じ。



すっごく疲れた。

気付かれ?っていうの?こういうのも。






だけど、家にもどったアタシは

ビックリしたのです。


いやっ、ビックリじゃなぃな。



ドビックリって感じ。




だって、このアタシが

ちょっと泣きそうになったし。

ってか、涙ぐんだし。



その話は、また明日。
















2006年01月16日(月)
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