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2004年05月31日(月)

本とかCDとかを入れるアレ、あるでしょう。木でできてたり、金属だったりプラスチックだったり。
うん、そうそう、たな。タナ。正解です。棚?いやそうじゃなくてね。

今日はそんなお話。そこ、意味わかんねとか言わない。

棚。本棚とかCD・MDの棚とか、自室には色々あるんですが、どうもこの「棚」というやつ、好きじゃないんです。本だなとかCD・MDのたなならいいんです。ええとつまり、「棚」という漢字がイヤなんですよね。

なんでイヤかって?うん、俺もパソコンを使うまではそんなことなかったんですけども。この「棚」って漢字、やたらとごちゃごちゃしてるじゃないですか。もっとごちゃごちゃしてる漢字の代表格、たとえば「鬱」とか(よりによってそれか)は、なんとなく雰囲気で読みとれるんですよね。けど棚はそうはいかない。ましてあなた、ボールドで書いたらえらいことになりますよ。。読めねえ。さらに若干小文字にしたらもうアウト。伏せ字にしてるかのような勢いです。


 ※


まさか彼がお見舞いに来てくれるなんて、夢にも思わなかった。これなら、テストも近い大事な時期に風邪を引いたかいもあったかしら。学校で配られたプリントを置いて早々に帰ってしまった彼だけど、付箋紙にそっと書かれた「早くよくなれよ」の一言は、祥子の心を躍らせるには十分だった。
…けれど、あまりに急な訪問すぎた。終日寝て過ごした祥子の髪は乱れているし、当然肌も荒れている。部屋はあまりに散らかってるし、これが普段のありさまだと思われたらどうしよう。実際、これが普段のありさまであることには目をつぶりながらも、祥子は彼がおもむろに触れたを見つめ、そっと赤面した。



 ※


「彼がおもむろに触れた■を見つめ、そっと赤面した」。ほら、棚のせいだ。なんだかエロいよ。


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