ドブネズミみたいに美しく
2004年05月24日(月)
・学校が埼玉県朝霞市にある。…(1)
・落し物を取りに埼玉県浦和警察署まで行かねばならない。…(2)
・原付乗るのが楽しい。…(3)
(1)+(2)+(3)=学校まで原付で行ってみよう。
それがすべての始まりであり、同時にすべてが終わった瞬間でもあった。
…というわけで、埼玉県朝霞市まで原付で走ってった馬鹿がお届けするぷれはぶ・えふ。どのくらいの距離かいまいちつかめないという方は、ほぼ満タンのガソリンがカラになりかけた(片道で)というあたりでご理解いただけるかと思います。往復6時間。はい、馬鹿がここにいます。
行きはよいよい帰りは怖い。行きは原付に積んだ地図でシミュレーションしたルートで予定通りに進み、国道を法定速度の二倍で突っ切り、学校にはたどり着いたわけですが。浦和警察署を探して国道17号をうろちょろした挙げ句、5時過ぎたもんだから警察署閉まってやがんの。滅ぶといい。
さてそこからが大変でした。ろくに地図も見ずに(というか東京の地図だから埼玉は広域地図しかない)走ったところ、なんか北浦和駅に出ちゃった。北って明らかに間違ってる。道を曲がると武蔵浦和。西浦和。浦和。南浦和。中浦和。東浦和。えー、浦和多すぎ。
途中コンビニで埼玉の地図を見てなんとか位置を確認し(逆方向走ってた!)、いざゆかんと思ってみればおもむろに降り出す雨。しかも強くなってきやんの。ええいもう、俺は9時からバイトなんだよ!雨だからって慎重に走ってたら間に合わないんだよ!ということで、これまた法定速度の二倍で、ドブネズミのように美しく走る原付が、荒川にかかる橋の上で見受けられたといいます。
結局なんとか府中街道に乗れたのでそのまま新青梅→16号→無事生還、と相成ったわけです。バイトも間に合ったので久々に自転車で出向いたわけですが、うん、自転車って平和ですね。もう原付6時間はこりごりナリー。(キテレツ大百科のエンディング風に)
という話をバイト先でしたところ、そもそも原付に地図積んでるのがおかしいとか言われました。そうなの?
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