テストをめぐる冒険

2004年01月14日(水)

多くの学生同様、本日はテストでございました。


このテスト、いやテストつうかレポートなんですが、資料が教授側からネットを通じて配布されてるという用意周到っぷり。情報倫理系の授業なので、まあそういうスタイルもアリなんですね。アドレスも知っていたし、ならば前もって用意することもないだろ。のらりくらり。
とかやってたら早くも前日。そのアドレスにアクセスし、いざ資料を見てみようと思いましたら、なんとパワーポイントファイルで配布されてやがります。

ぱ、パワーポイント!エクセルすら入ってないマイパソコン(兄も同様)、よもやプレゼンテーション用ソフトなど入っているわけがありません。ていうか一般家庭のパソコンにパワーポイントが入ってる割合ってどんなもんですか。挙手を願う。

やむを得ないので学校生協に出向き、その資料の出典元となっている本を探したんですが、影もかたちもありゃしねえ。だいたいそこそこの規模の私立大学のくせに、書籍販売部とかが存在しないのってどうなんですか。あと業者として入ってた本屋が撤退しちまうってどういうことですか。学生生協の貧弱な書籍ラインナップでは到底カバーしきれません。

というわけで大学図書館に侵入し、クソ重い検索システムで書籍検索。待ち時間5分。やる気ないだろお前。図書館内だから携帯いじってるわけにもいかず、短編集の文庫本をぱらぱらめくり、一作読み終わる頃にようやく「該当書籍はありません」との表示g滅べや。

ですので地元近くの大型書店を覗いてみました。学術書系の品揃えが尋常でなく、浪人時代は家庭教師さんとよく来ては、上等な参考書を買ったものです。まあ、ここに置いてなかったら諦めろってなもんですが、置いてねえよ。諦めるよ。関連書籍は置いてあったから惜しかったんですが。

そんなわけで前日に大あわて。ヤカンと枕を持って部屋中飛び回ること幾星霜、ふと、シグマリオンにはポケットパワーポイントが入っていたことに気が付きました。これだ!

けれど確かポケットパワーポイントはあくまでポケット版。確かシリアル接続してアクティブシンクでファイル変換しなければならn何が何やら。まあケーブルが必要だということはわかった。いくぜビックカメラ。店員を信用するな。あの階の店員には昔ひどい目にあった。(「P-in memoryください」→「これですよね。ドコモさんには契約ファクス送りましたので」「いやそれP-in compact」→「失礼しましたこれですよね。ドコモさんには契約ファクスを」「いやそれ機種変更版」→「ごめんなさいこれですよね。ドコモさんには契約ファ」「それPCカード変換コネクタ付き版」)ていうかあのときは俺よりも、間違った内容のファックスを何度も送られてくる、ドコモの方がキレてたと思う。

それではいざゆかんビックカメ、おや、電話が、はいもしもし。


「今何してんの?」
「明日レポート提出だから、ビックカメラにケーブルを探しに」
「…は?」



この長い道のりを語るべきでしょうか。


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