シェイクハンズ(吉祥寺オフレポ)
2003年12月09日(火)
え、俺こんなに日記止めてました!?
という一文で免罪にして、さて本題。(いやマジあせった…)
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「おうし座の週末の運勢はピカイチ!」
なんて朝から叫ぶテレビ番組を流しながら、僕は週末のことを考えていた。
時は先週。
だいたいこの手の占いなんて、見る番組によって結果も違うしなあ。朝まで寝ずに兄の仕事の手伝いをしていたおうし座の僕は、そんなことを思いながらチャンネルを回した。
ところが、やじうまワイドもめざましテレビも、どこもすべて口を揃えて言うのだ。
おうし座の週末の運勢はピカイチだと。
やれやれ、この週末、僕に何が待ち受けているのだろう。
…というわけで(前フリ長いヨ!)、先週の日曜は、
「ウェブ文化祭おつかれ記念!仙台ついでに上京しますのでよろしければお会いしませんか?未知の大地吉祥寺で男を待ち受けるものとは!アルコールにかすむ記憶の中、京都から叫ぶ声が今聞こえる…オフ」でした(長すぎです)。
発端は、ウェブ文化祭企画中の、autism&aftereffectのdaisukeさんからのメールでした。
> 12月初めの土日、どうやら私は
> 東京の方に遊びに行くことになりそうです。
> お会いできるようなら(オフ会とかするんだったらば、)
> 是非お会いしたいものです。
こんなこと言われたら企画人の血が黙ってません。(そうなのか)
あれよあれよと話は進み、じゃあ12月7日で!日曜日で!え、バイト?そんなもん適当に口実つけて休みますから!とばかりに、その日があっさりとやってきたのでした。
「場所はどうします?どのへんがお好みで?」
「東京わからないですから… やっぱりハムルを見た以上、羽村に行っておかないとダメですよねえ」
「いや羽村何にもないっスよ」
というよもやハムル執筆者とも思えぬ発言の末、オフ開催場所は東京は吉祥寺に決定したのでした。(ちなみにバイト先には「親戚が京都から上京するので」と言っておきました)
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参加者はdaisukeさん、Rinoさん@Daydream Believer、そして私PATの三名。小規模なオフでございます。
で、まあ実際何したかっていえば、王道ながら昼食→カラオケ→井の頭公園散歩→本とかCDとか覗く→飲み→飲み(二回目)→撃沈、て感じなんですけどね。
プランを組んだのは私なんですが、店はすべてRinoさんが選んでくれました。マジ助かり。
昼食とりながら軽い自己紹介。そそくさとお土産を取り出すdaisukeさんと、しまった土産なんて忘れてたと青ざめるRinoさんとPAT。これだから東京もんは。あの時サンバルカンのプラモでも買っておけば。(いりません)
ところで自己紹介ですが、お互いかなりヘビーに日記を読みあってるものですから、あまり多くを語らなくとも私生活がバレているというワナが。
なんでdaisukeさん、俺が食費高いってわかるんですか!(わからいでか)
daisukeさんが故意的に日記から隠してる部分を聞きつつ(うわー)、一向はカラオケへ。
daisukeさんのバンプに聞き惚れたり、Rinoさんのジュディマリにときめいたりする中、PATはひとり「ここでサンバルカン歌ったらウケるだろうか。いやしかし」と自問自答を繰り返しておりました。(ちなみに後で聞いたらdaisukeさんもそうだったらしい)
予想以上に気温が下がり、井の頭公園では「おしるこあります」ののぼりに飛びつき、ちょっと一息。
「あー、寒いですねえ。あったかいもん食べたいな」
「おしるこもあるし、うどんもあるし…色々あるね」
「えーと、じゃあ俺ところてん!」
などと身を張ったネタを披露したり(ふつーに美味かったです)、
その後本屋で「二人のオススメの本を教えてよ!」というdaisukeさんにあれこれ紹介したり(ちなみに結局daisukeさんが買ったのは「ポプラの秋」湯本香樹実・著)、
タワレコでマニアックなCDに舌鼓をうったり(ラリーパパ&カーネギーママはいいなあ)、
そんなこんなで日は暮れてまいりました。
ここからは大人の時間。
飲みです。
*
というわけでRinoさんオススメの、洋風な感じの居酒屋に行ったんですが、ここがアタリ。料理美味いし。二人がふつうにモルツ飲んでる中、コロナ→黒生(瓶)という黄金コンボを発動させ、すっかり上機嫌の私です。
お酒も入って、最後の一枚の壁が取れたか、みんな急に饒舌になってまいります。
「ホントはプリクラとか写真とかたくさん撮りたかったんですよー」
「おお、じゃあ後でゲーセンに撮りに行こうか」
「ていうかデジカメあるし。今撮ったるわー!」(パシャパシャ)
「ゲーセンって言えばポップンだね」
「ぎゃー!」
「ポップン!後でdaisukeさんに見せてあげようよ!」
「ま、マジすか!しかも俺!」
「そろそろ恋花聞きたいよー」
「そうですなあ。daisukeさん。(ぽん)」
「いやーだって僕(以下検閲)」
「えーそれは(以下略)」
「(検閲)」
「(略)」
書けません。(プリクラとポップンはその後やりました)
*
恋愛観を熱く語らったり、自分の環境を事細かに説明してから昔の恋人の話をしたり、挙げ句「なんか恋愛観似てるよー!」とがっしり握手して肩を組んで青春したり。
ものすごく「これぞ飲み!」という飲みでした。
ぶっちゃけ、オフ会ではないと思う。(ぶっちゃけすぎです)
その後二次会と称して二軒目に突入、サワーがやたらまずかったりしたのですが、ここではそろそろハメがはずれすぎてきたRinoさんに男二人がツッコミを入れるという図が。ここに三人の関係は完成形へとたどりついたのでした。
*
いや、ほんと会えてよかった。「春に絶対京都に押しかけますからね!」と約束(脅迫)して、夜11時半の吉祥寺駅を後にしたのでした。
何回握手したか、もうわかりません。
昼11時から約12時間、あっという間に過ぎたこのひとときは、三泊四日の修学旅行の夜より多くを語り、三年間の高校生活より深く関係を築いたような。
そんな気がします。
突然サンバルカンのプラモを郵送しても、わかってくれると信じております。(そんな関係イヤだ)
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