ラブ・ストーリーは突然に
2003年01月10日(金)
新春特別インタビュー企画。
Q
今の恋人との馴れ初めを教えてください。
A.
そうですね、あれはそう1月を10日ほど過ぎたときのこと。
新年早々のバイトラッシュ、病人看病、ドラクエ3(GB版)などで大忙しの日々で、年賀状を書くひまもなかったんです。
それで、ようやく年賀状を書けるよ、ふう、と思って、
遅延を謝罪しながら、一枚一枚書いていたんです。
そうしたら、年賀状が何枚か足りなくて。
あるかなぁとか思いながら、慌ててコンビニに走ったんです。
「すいません、年賀状ってまだありますか」
レジのお姉さんは少し笑いながら言いました。
「はい、残ってますよ。何枚必要ですか」
「ええと、3枚なんですけど…」
恥ずかしくなって、ぼそぼそと僕は答えました。
そりゃあそうですよ。ああ、こんなキレイな人に、「ああまだ年賀状出してないのか。ズボラな人だなあ」と思われてるんだなあって。
そしたら、その人は言うんです。
「ふふ。実は私もまだ年賀状書けてないんですよ」
突然のことで、そりゃあびっくりしましたとも。
「あ、そうなんですか」
「ええ。今日、バイトが終わったら書こうかなって」
「そうなんですか…。あの。」
今でも不思議ですけど。
「よければ、年賀状、4枚ください」
あの言葉は、ほんとに勝手に口に出ていましたね。
「4枚ですか?それは構いませんが…3枚じゃなくて?」
「はい。1枚は、あなたに送りたい」
「えっ…」
そうして住所を教えてもらった僕は、彼女に年賀状を送り、それから手紙や電話を繰り返し、いつのまにか今のような関係になっていたんですよ。
でもね、その後彼女は言ったんですよ。
実はあの時、自分は年賀状はとうに書き終わっていたって。
そのコンビニの常連だった僕が、前々から気になっていたらしいですよ。エヘヘ。(照)
* * *
えーと、とりあえずこんなんで、馴れ初めはともかく更新できなかった理由はご理解いただけたでしょうか。
ぷれはぶ・えふ、更新再開です。帰ってきました。帰ってきた場所がどこか妄想の世界だったとか言わないでください。
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