二周年記念〜犯人は誰だ!
2002年11月08日(金)
2000年、11月8日。
この広いウェブ上に、ひとつのサイトが産声を上げた。
「Fの倉庫」である。
それまで部誌に頼っていた「文章作品の発表」を、
個人レベルで行うことが出来る。しかも、理論的には世界中にだ。
ネット環境を得てからわずか数ヶ月。飛びつかないわけがなかった。
途中省略。
というわけで(超便利ワード)、本日ぷれはぶ・えふは二周年を迎えました!
ありがとうございます!メールも来ていましたので、そちらを紹介しようと。
思い。
思。
メールどこだ。
いや、ほんと来てたんですよ!去年みたいに自分で送ったとかじゃなくて!
どこだどこだどこだ!あーもうカバンの中も机の中も、
マイドキュメントの中もまいこんぴーたの中も、
探したけれど見つからないよ!ウフッフ〜♪
(編註・管理人のパソコンのDドライブには、
「まいこんぴーた」という名前の汎用フォルダがある。
↑証拠。)
…困りました。せっかくいただいた二周年お祝いメールがなくなるなんて!
これは… もしかして、盗まれた!?まさか!?
とすると、怪しいのは三組。メールが来てからここを訪れた三組だ。
順に話を聞いていくことにしようか…。
まずは、例の三人組からだ。
* * *
私「そもそもですね」
俺「なんだ、突然改まって」
私「私達は役割というものがしっかりと割り振られていたはずです」
僕「役割?」
私「そうです。私は話題進行。あなたは話題の発展」
僕「僕が?」
私「そう」
俺「俺はなんだよ?」
私「言うまでもないじゃないですか。つっこみです」
俺「おい!」
私「というわけで、今日はそれに従った会話をしていこうと思うんです」
俺「って、今日は何をどうするんだ?」
私「確か、サイトの二周年が近かったと思います。そこで駆り出されるのが私達」
僕「あー、そういうときってだいたい僕らの出番だよね」
俺「こないだ出たばっかじゃねーか。テキストまつり総集編で」
私「いやいや、最近管理人は時間がないから、こりもせず私達に出番が!」
僕「そーなのかなー」
俺「ていうか、二周年日なんてのは、記念文章や記念画像なんかを紹介するもんじゃないのか?」
私「アハハ。そんなの来るわけないじゃないですか」
俺「ひでえ」
僕「もし来たらどうするの?」
私「奪ってきてでも私達の出番を作りますね」
俺「なんか、最近思想が危険だな、おまえは」
…うーん、この三人が話してるところに入り込むスキがない。
それにしても危険な発言が。奪ってきてでも、か…。
ふーむ。とりあえず次のところの話も聞いてみようか。えーと次は…
あの人か。
* * *
こんこん。もしもーし…
「ドアノックしたときの音を口でだすなー!!」
おおお!?
「こんばんはー。タカハシでっす☆キャピ☆」
…ど、ど、どうしたんですかタカハシさん。
「なんでもないよー。えへへ。」
あれ?何か書いてたんですか?
「ぎゃー!見るな見るなー!!」
□
■ タカハシのオモシロダイヤリー
■ 第二号 発行日 02.11.8
■■□
みんな、こんばんは!
第一号から時間がすっかり空いちゃって、
あれあれもう出ないのかな?と思ってた人もいるかもね…(^_^;A
はじめましての人もいるかな?はじめまして!タカハシです!
あたしが普段思ったことや気付いたことを伝えたいなと思ってるので、
興味ある人はぜひ読んでみてね!
よろしくおねがいしまーす(^o^)/~~
…あんたまだやるつもりだったんですか。
「いーでしょ!ヒマなのよ最近!」
第一号から一年以上経ってるし。一年を『(^_^;A』で流さないでください。
「うるさい! …ところでどうしたの、今日は」
ああ、えーとですね…
「あ、そうだ。いいものがあるんだけど」
いいもの?
「じゃーん。アサヒ黒生」
つ、ついに黒ビールに挑戦ですか…。
「いやいや、CMの影響ですごい興味持っちゃってね。飲む?」
えーと。あの、あとで飲みに来ますね。
「今じゃないの?」
すいません、ちょっと寄るところがあるんで…。
「ひどいわ!あたし以外に会う人がいるなんて!」
酔ってますね?
「どっちかっつーと、このノリに酔ってるね」
…うーん、そういえばタカハシさんはメールマガジンを出してたんだっけ。
紛失したメール。そしてメールマガジン発行者。
このつながりは関係あるんだろうか?
さて、最後の一組は… うーん、邪魔したくないんだけどなぁ。
* * *
すいませーん。
「はーい」
あ、どうもこんばんは。すいません夜分遅くに。
「あら、どうしたの?」
いえ、ちょっと…
「あがっていく?」
えーと、旦那さんは今は?
「いるわよ。奥でテレビ見てる」
あ、じゃあすいません、ちょっと失礼しますー。
「あなたー」
「うん?」
「お客さんよ」
こんばんはー。
「おー!どうしたどうしたこんな時間に」
う。ごめんなさいー…
「いやいや気にするなって。えーと、何か出してくれないか」
「はいはい」
あ、いやそんな、お気になさらず。
「こないだはありがとうね、結婚式に来てくれて」
いやいや、そういう経験ってあんまりないんで、楽しかったですよ。
「結婚式に出席するってこと?」
や、どっちかっつうと、激しい勢いで第三者なはずなのに代表挨拶をしたことかと。
「やだな第三者だなんて。君は僕らの恩人なんだから。なあ?」
「そうですよ。はいこれ、紅茶でよかったかしら?」
ミルクティですか。
「確か出会った頃によく飲んでたような…」
あぁ、強化期間だったような気もしますね。いただきますー。
「ところで、今日はなんの用だい?」
ああいえ、実は… あれ、あの束はなんですか?
「うん?あぁあれ、結婚式の時の電報かな」
あー。たくさん来てましたもんね。
「いやいや」
「あなた、そろそろあれも整理しないと」
「そうだなあ。他の手紙なんかも混ざっていそうで怖いよ」
「あはは」
他の手紙、ですか。
「ハハ、そんなのがあればの話だけどね」
「どうしたの?」
え?いやいやなんでも。すいません、そろそろおいとましないと。
「え?来たばっかりじゃない」
「そうだよ、もっとゆっくりしていっても…」
いやいやそんな。おいしいミルクティが飲めただけでも十分です。それに…
「それに?」
新婚さんの夜を邪魔するほど、僕は野暮じゃないんで。
「コラ!」
「まったくもう…」
アハハ。それじゃ黒田さん白石さん… っと、もう二人とも黒田さんか…
さやかさん。また来ますね。
「うん。また来てね!」
それじゃ、失礼しまーす。
…はあ、やっぱ新婚さんはオーラが違う。やれやれ。
それにしてもあの電報の山。何が埋まっててもおかしくない…。
* * *
さて、これで可能性のある三組全員を回ってみたわけだけど。
不穏な発言のあった私・僕・俺三人組。
メールマガジン発行者タカハシさん。
電報の山に何かが埋まってそうな黒田夫妻。
果たして、どこに二周年お祝いメールが!?
1.三人組
2.タカハシさん
3.黒田夫妻
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