テキストまつり総集編
2002年10月28日(月)
私「終わりましたねえ」
僕「終わったね」
俺「終わったなー」
私「うちのコーヒー豆。」
俺「コーヒー豆かよ!そっちかよ!ていうかなんでこんなベタなつっこみしてんだ俺!」
私「というわけで、管理人的に10月のほとんどを費やした企画、『秋のテキストまつり』、無事終了となりました。いやはや、まさかこんなことになるとは」
僕「だよねー。掲示板でレスしててふっと思いついただけの企画だったのに」
私「うちからリンク張ってない人が一人でも参加すれば成功のつもりでした」
僕「最終的には10サイトも参加!すごいじゃない」
私「それでは、今日は後夜祭として、テキストまつり総集編みたいな感じで行こうと思いますが…なにか不服は?」
俺「いや?なんだいきなり」
私「さっきから黙りっぱなしでしたから」
俺「特に口をはさむ余地がねえよ」
私「よかった。ベタなつっこみに自分で愕然としてたのかと」
俺「お前なあ…」
■第1回:「行ってみたい場所・国」(10/12)
私「Rinoさん提供のお題でした。第1回。」
僕「参加サイトは6つだったね」
私「peaさんの参加に胸ときめかせ、らいちさんの参加に早くも企画成功と感じてた頃です」
俺「内輪だけで終わると思ってたってことだよな」
私「第1回、企画自体の様子を見るには最適なお題だったと思いますよ」
俺「確かにな。抽象的でもないし、書きやすいし」
僕「ところで、管理人は?」
私「奇をてらいに行ってはずした感が。いやいや、これで『あ、これでもいーんだ』と皆さまに安心感を!」
僕「…そうなのかなぁ」
私「管理人の出典作は、全て[その他]に収納されていますよ」
■第2回:「帰り道」(10/19)
私「お題は管理人の発案です」
俺「一気に書きにくくなったな」
私「そのへんはご愛嬌。個人的には結構気に入ってるもので」
僕「参加サイトは8!増えたねー」
私「りっぴ〜さんとscarecrowさん。文章的にも対照的な二人なのが面白いですね」
俺「このときは確か、管理人ドタバタしてたよな?」
私「そうですね。なんだか時間がなくて… ちゃんと準備すべきでした」
僕「第2回の出典作はー… これって、帰り道なの?」
私「いいとこついてきますね。あれは実は9月に発表しようと思ってたエッセイでして、途中まで書いて止まってたものなんです。今回『帰り道』という要素をプラスして公開したわけで…。」
俺「キンモクセイとか、もうちょっと遅いもんな」
私「そういうことです。でも、『帰り道』としてきちんと成り立ってますよ。意識して書きましたから」
■第3回:「友人」(10/26)
私「お題発表が遅れた上に、こんな難しいお題で申し訳ない。第3回です」
僕「あちこちで『難しい』って言われたよね。参加サイトは10サイト!」
俺「いや、でも実際難しいだろ。単純なテーマだけに」
私「でも、そのせいか様々な『友人』が出典されましたよ。手紙を書いてみるとか、昔の友人を思い出すとか…。どれもなるほどと思わせる作品でしたね。若さゆえの悩みが綴られたsakuraさん、生の意見を思わせるdyamaさん、二人とも最終回のみの参加がもったいないくらい」
俺「管理人のはまた、やたら長くなったな。ていうかあんなにビシッと文章を書いたのは久しぶりだろ?」
私「おそらく、一年ぶりですね。そのくせ執筆は脅威のスピード」
僕「感想は?」
私「久しぶりに書いたわりに、起承転結もはっきりして、なかなか順調に書けたと思いますよ」
俺「ま、否定はしないが。全力は出し切れたんだな?」
私「ええ。書いたばかりで客観視が出来ないのは認めますが、今のところ特に悔いはないですね」
俺「よし。そんな発言久しぶりに聞いた」
僕「もともと僕ら、高校時代の文芸部誌に出展した作品の後書きに出てたからね」
俺「あの頃からずーっと待ってたぞ、自信をもって薦められる作品」
僕「途中からなんかいっぱいいっぱいで書いてたからね」
■目的は達成?
私「さて、この企画。『秋のテキストまつり』の名の通り、秋です」
俺「意味わかんないぞ」
私「説明ページにもありますが、秋の夜長にサイトめぐり、ついでに巡回サイトを増やしちゃえ!と」
僕「ふむふむ」
私「何かしら機会がないと、なかなか普段行かないサイトって見ないじゃないですか」
俺「ま、それはそうだ」
私「そのきっかけになれたらな、というのが今回の企画のねらいでした」
俺「ふむ。それで、達成できたのか?」
私「どうでしょうね。結局決めるのは閲覧者のみなさんですからなんとも」
僕「管理人は?」
私「増えましたね」
俺「ならいいんじゃねーか」
私「ただし、ここからは各サイト管理人さんの腕の見せ所です。新たに見に来てくれるようになった人に対してどう接するか。言い換えると、ちゃんとした更新ができるか。それが大事かなと思います」
僕「そういうサイト管理をしてないところもあるんじゃないの?」
私「ですからあくまでこれはこのサイトの場合ですけど」
俺「まあ、確かに開催日はアクセス数も跳ね上がったからな」
私「ぷれはぶ・えふ最盛期の昨年8月〜9月を越しました。驚きです」
僕「ま、アクセス数の話はいいとしてさ」
私「もうひとつの目的は『交流』。参加サイト同士、閲覧者同士が同じテーマで盛り上がればと思ってました」
俺「参加サイト巡ってみたけど、おおむね成功じゃないか?『はじめまして』の多いこと」
私「そうですね。欲を言えば、もう少し閲覧者を動かせれば…ってところですか。結局この企画、誰が中心かって閲覧者中心なんですよ。私達参加サイト側ももちろん企画の性質上大事なんですが」
俺「各サイトを巡るのもブックマークを増やすのも閲覧者だってことか」
私「そう。閲覧者側からの反応がいまいち読めなかったのはまあ、心残りといえば心残り」
僕「でも、サイト管理人だって同時に閲覧者なわけだし。いいんじゃない?」
私「うん、それは確かにそうですけどね」
■個人的な話
私「少し個人的な話を。今回の企画は思いつきだったというのはもう述べました」
僕「本格的に何も考えてなかったよね。説明ページの文章は英語の授業中に書いたもんだし」
私「それは企業秘密。えーと、そう何も考えてなかったんです」
俺「二回も言わなくていいから」
私「第3回の作品をガーッと書いてるときに、ようやく気付いたんです」
僕「うん?」
私「長いことちゃんとした文章なんて書いてないのに、果たしてこの企画で書けるんだろうかと」
俺「ていうか遅いだろ」
私「そう、遅かったんですよ。だからいらないプレッシャーを感じることもなく書けたんです。説明ページにもある通り、今回文章形式は全く問いませんでした。日記調で書いてくれればそれでよし、と。私ももともとそのつもりでしたが」
僕「第2回あたりから変わってきたね」
私「そう。どうせなら、と思い始めまして。それで、今回思ったこと。」
俺「なに」
私「意外と書けるわ、まだ」
俺「つまり?」
私「そろそろね、もうダメかなーなんて思ってたんですよ。作品書くの。エッセイ(と名のつく文章)は書いてますけど、小説はほんとに書いてない。メインコンテンツのはずなのに」
俺「誰も思ってないぞ、もはや」
僕「めでたく日記サイトの仲間入り」
私「いやいや。(一蹴)」
俺「で?」
私「でもね、こうして久しぶりに締め切りを設定して、よし書くかと思ってみると、意外に書けるものなんですよ。文章力なんて下がってる一方だと思ってたけど、いざ書いてみるとそうでもない、むしろ新境地を開拓できてる、と。自己判断ですから笑うのは勝手ですが」
俺「つまりそれが、第3回作品」
私「時間がなくてささーっと書いたからダメダメ、とはならなかったんですよ。構想だけは頭の中にあって、バイト終わってから急いでプロット練って、それから1時間ちょいで執筆」
僕「史上最速だよね。たぶん」
私「悔いはないです。個人的な視点から見ても、今回企画やってよかったなと」
僕「そうだね。じゃあこれからは小説系作品の発表が増えるかな?」
私「いやそれは」
俺「なんでだよ」
■最後に
私「最後になりました。まず、こんな海のものとも山のものともわからない企画に」
俺「へりくだりすぎだろ」
私「参加してくれた皆さん。ありがとうございました」
僕「企画を話したらゴーサインをくれたgalさん、お世話になりました」
俺「二作品発表なんてやってくれたかろさんとかな」
僕「いいスパイスだったよね」
私「本当は参加者全員にお礼のメールでもと思ってたんですが、書き込みしてたら言いたいこと書ききっちゃったフシがあるので、その書き込みとこの文章とで代えさせていただきます」
俺「ま、毎回掲示板に書き込んでたしな」
私「それから閲覧者のみなさん。素敵なサイトは見つかったでしょうか。秋の夜長のお供に、何かしらプラスになれていたら幸いです。見ていただいて、本当にありがとうございます」
僕「そうだね。それが一番の目的だし」
私「それとー… Rickさん。総合コミュニティサイトであるRickさんとこにリンクを張っていただいたおかげで、幅広い方に企画の存在を知ってもらうことができました。ある日アクセス解析見ててびっくりしましたよ。ありがとうございました!」
俺「うむ。で、あと言うことは?」
私「そんなとこじゃないですかね」
俺「…あぁそうだ、バナーについて」
私「おっと。バナー、張ってくださったみなさんありがとうございました。もうはがしても構いません。リンクについてもご自由にどうぞ。説明ページ自体は残しておくつもりです」
俺「よし。こんなとこか」
私「ですね。かなり長くなりましたが」
僕「今日すんごいしゃべりっぱなしだよね」
私「ほんとですよ。あー水ほしい水」
俺「よし、じゃあとりあえずの目標は!」
私「…[雑談喫茶にじいろ]の更新再開ですね」
俺「もう止まってたのかよ!」
というわけで皆さん、お疲れさまでした!
秋のテキストまつり主催者PAT
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