マツヤロマンチック
2002年10月10日(木)
他のところではそんなこともないんですが、
うちの最寄り駅の前にある松屋は、妙にサービスが悪いのです。
提供がやけに遅かったり、おひや頼んでも忘れられてたり、クーポン券くれなかったり。
ていうかまぁ、俺にだけなんですけど。
今日も今日とて、薬飲もうと思っておひや頼んだんですが、
待てど暮らせど来やしねぇ。
後からお冷や頼んだ人には出てんのに。ムカー。
これは混雑時にチキン唐揚げ丼を頼んだ報復なんでしょうか。
ええい直談判だ直談判!
「ちょっと、店員さん」
「はいはい」
「おひや頼んだんですけど」
「えー」
「さっきから待ってるけど全然出ない。忘れてます?」
「わーっごめんなさい」
「ていうかこれが一度二度ならいいんだけどさ。そういうわけでもないのよ。過去に何度も何度もあるわけ。どーなってるのさ」
「…」
「聞いてます?」
「…実は」
「はいよ」
「…あなたのことが」
「うん?」
「あなたのことが、好きだから!」
「…はっ?」
「好きだから… 気を向けてほしくて、ついついあんなことを」
「…そうだったのか」
「ごめんなさい…迷惑でしたよね」
「いや、そんなことないよ。こっちこそ、今まで気付かなくて、ゴメン」
「いいんです!私の、ただの片想いですから」
「…片想いじゃない」
「え?」
「片想いじゃないよ。もう、君にさみしい思いはさせない」
「え、それじゃ…」
「今度、一緒にご飯でも食べよう。…うまトマハンバーグ定食でいいかい?」
「はいっ!」
「あ、それともうひとつ」
「はい?」
「気を向けてほしいのはいいけど、クーポン券くらいくれよ」
「えへへっ。はいっ!」
なんてこともなく、ひたすらお冷やを待つのでした。
あーおひや来やしねえ。
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