喫茶ぷれはぶ

エッ！春を吹っ飛ばしていきなり梅雨！？
こんばんは。夕食に肉じゃががあって巨人戦やってりゃ
そりゃビールだろ、とコンビニに出向いたPATでございます。
いやぁ、酒のことを遺憾なく話せるっていいね！
そう、私が初めてビールを飲んだのは、高校二年の夏休みの…

（編註：二十歳になれば時効というわけではありません。即逮捕。）

　　◆

兄「で、バイトはどーしたんだよ」
私「んー、こないだ行ってきたよ」
兄「それで？」
私「知った顔がいなかったから書き置き残して帰ってきた」
兄「アホかい」
私「いや、携帯番号書いといたから、きっとそのうち電話が」
兄「来るわけねーだろ！」
私「いや、来るって。前々から社員のTさんが『待ってる』と」
兄「お前なぁ、バイトしてたっつったって数ヶ月だろが」
私「そりゃそうだけど…」
兄「一社員ごときの意見がほいほい通るわけないだろ。どんな会社だよ」
私「…うう。」

そーだよね、しょせん私はしがないアルバイター。
数ヶ月バイトしてたくらいの人間になんて用はないよね。
こないだ行った時も新規採用の面接数件やってたし。
あぁ、どうせ私は使われるだけ使われていらなくなったらポイなのね！

♪ちゃーららららー（携帯着信音）

「もしもし？」
「もしもしー。（某ハンバーグレストラン）のTですけどー」

来たよ。

「じゃあ、来週月曜22時に行きますね」
「はいはい。待ってるよー」

あぁ。
一生ついていきますわ、Tさん。

「どーしてPAT課長はここの社員になったんですかー？」
「うーん、若い頃の失言が原因でね、ははは」