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はじめに 私は、約10年前真光系教団の一つである崇教真光の神組み手(信者)に入信しました。その後約3年の間に様々な霊的体験を経て「守護霊の交代が起こりましたね」「想念転換が叶いましたね」といわれ、この信仰は本物なのだと確信し本当の神に出会えたことに感謝しました。開祖である光玉氏を心から信奉し尊敬しておりました。それからというもの、毎月のように月始祭に参拝をし多額の奉納金を納め手かざしに励んでおり、お導きも沢山してお世話係にもなり、一時は本気で幹部に志願する事も考えました。 そんなある日、私の道場に所属していたある小母さんがいました。真光には「薬は毒である」という教えがあり、組み手は出来るだけ薬に頼らない生活をするように指導されています。そこで、彼女は糖尿病であるにもかかわらず、組み手歴が長いというプライドもあって薬断ちをしておりました。 この道場の道場長はワンマンで全く人望がなく、事ある毎に組み手と対立している嫌われ者でした。また、お浄めをしない幹部でもありました。そんな事もあって、道場長はある夏の炎天下の日に小母さんを恢弘(布教活動のこと、戸別訪問や真配りといって真光を説明するパンフを配布したり個人宅で手かざしする)に出しました。小母さんは気分が悪くなって病院に担ぎ込まれ、その後自宅で導士からお浄めを受けているときに死んでしまいました。 彼女はまだ50歳でした。見た目の彼女は健康的でとても持病を抱えているとは思えないほど明るく、道場の人気者でした。仕事が忙しく月並祭や月始祭のバスでしか会うことのない私に対しても、親切で素敵な人でした。小母さんは言いたい事はハッキリという一本気な性格で、そこがワンマンで理不尽かつ高圧的な道場長の逆鱗に触れたのだと思います。 私の知り合いの70歳過ぎの老人でさえ規則正しい食生活をし、キチンと投薬を続けて糖尿病を完治しました。50歳の方が糖尿病で死んでしまうことは異常と言っても良いでしょう。糖尿病の患者がインシュリンの注射や代用薬を断てば死ぬのは当然。夏の暑い日に炎天下で歩き回れば、急速に体力を消耗し死んでしまう可能性のあることは一般の人でも知っていることです。ましてその道場長は元医療関係者でした。 小母さんは幹部に殺されたも同然です。小母さんのご家族は小母さんによって入信させられ真光を信じ切っています。だから、小母さんの死は命をミソがれて「幽界誕生」したのだと自己完結的に納得し、今もご神業(主に手かざし)ご奉仕に励まれています。 (組み手は死を幽界誕生といい非常識にも人の死に際して「幽界誕生おめでとうございます」と言います) 組み手は、95年のオウム真理教事件の時「ああなんて酷いカルトだ」と思っていました。エホバの証人の「輸血拒否」に関しても「なんて酷い宗教」とバカにしていました。真光は宗教ではなく崇教であり、世界の五大宗教をまとめ人類教となる偉大な教え(崇盟五道)であると信じています。この世の中は真如逆法(本来あるべき姿ではない酷い状態)であり、その中にあって真光こそが神理正法(人類社会の本来あるべき正しい姿)を説く唯一の宗教であると教えられ信じているのです。 でも、考えてみてください。もし、真光が「怪しいインチキ宗教」とバカにしている他宗教と同じ低俗なインチキ宗教だったらどうしますか?真光のお祀りするのは天地創造の親神であるスの神と教えられています。ですから組み手は、「人類を創られた親神様のなされる事だから何があっても仕方がない」「子供が親を選ぶことは出来ないのだから仕方がない」と諦めます。 でも、もし真光の神様が教えられているような天地創造の親神様でなかったらどうしますか?マトモな神でなかったらどうしますか?組み手の皆さんは、皆さんがバカにしていたオウムと同じマインドコントロールされた、ただの狂信者ではないでしょうか?もしかすると、小母さんは騙されて死んでしまったのではないでしょうか? そんな疑問を持ちつつも組み手を続けていたある日。私は昨今のブロードバンドブームにより、流行の高速のインターネット環境とPDA端末による接続を実現しました。そこで、かねてから気がかりになっていた真光が2chでどの様に扱われているか覗いて書き込んでみました。そうすると正に「ボロクソ」ガツンとやられたのです。2chで真光はインチキ宗教そのものだったのです。私は驚きました、「こんな筈はない!みんな勘違いしている!」そう思いました。組み手は例え恢弘活動で一般の人に嫌われてもなんとか入信してもらえれば救われる。そう思っていますからこんなに酷い批判にさらされるとは思ってもみませんでした。 このカルチャーショックに打ちのめされた私は、「暴かれた真光」をはじめとする、真光告発サイトを出来るだけ多く閲覧しました。又、今は信者を辞めてしまった友人や殆ど道場に来ない自称不良組み手、上級幹部とも面識のある元幹部や上級組み手に連絡を取り、様々な教団に関する噂を聞き出しました。 それは、真光にのめり込んでいた私が見落としていたこと、気付いていても自己完結的に処理し勝手に納得していた事だったのです。そして、私は約10年前の初級研修会の時に言われた「西暦34年に制定された勲章」の話を思い出しました。そんな大昔に勲章があったのだろうかと当時も思っていたのですが、その時は手かざしの魅力に目を奪われていて深く追求しなかったのです。そこから真光の真実を探す旅は始まったのです。 マインドコントロールされている人は自分がマイコンされている事に気付かないものです。もしかしたら自分の信仰を失ってしまうかもしれないという恐怖心はあると思います。でも、真光の信仰に少しでも疑問を持ち、聞く耳を持っている貴方なら是非私と一緒に真光の真実を探してください。 組み手が今まで知らされていなかった真光の様々な事実を知って、客観的にご自分の信仰を見直してください。真光と無関係な人たちから真光はどう見られているのか考えてみてください。この体験は貴方にとって必ずプラスになります。真光が信仰するに値する宗教なのかどうか、考える契機をつかんでください。 出来れば、一人でも多くの方が目を覚ましてください。そう切に願っています。オウム信者をオウムのマイコンから引き上げることが出来るのは元オウム信者であるように、元組み手達こそがマイコンに落ちている組み手を救う事が出来ると確信しています。 命まで失ってしまった、優しかった小母さん。人生の貴重な時間と金銭を真光のために食いつぶされてしまった沢山の元組み手と現役組み手の皆さん。マイコンの底に沈んでいる声なき声のために、このホームページを捧げます。 2002/07/07 「光玉の勲章はインチキ勲章」プロジェクト 2ch「真光関係者集合」有志一同
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