メッセージ
DiaryINDEX|will
『南コロスケ』
ある時その人は、私をこう呼んだ。 まるで犬っころみたいに。 ・・・一応人間なんだけどナ。
不思議な人。
そんな風に扱われるのは初めてで。 言葉を交わす度、何もかもが初めてに思えた。
ちょっとだけ、犬っころになってみてもいいかなと思った。 毎晩毎晩、ご主人様の帰りを待ちわびる犬っころ。
冗談だけど、冗談じゃなかった。
『マンガの読みすぎだ』
そう言われたけども。 実は今でもそれは、なにも変わってないんだよ?
不思議な人。
本当の私を知らないくせに。 私も本当のあなたを知らないけど。 でも私はいつも、あなただけを待ってる。
『プーたろう』
はいはい。なぁに? 不思議な人★
|