かぜのたより

 

 

かける - 2006年06月10日(土)

「僕は自分探しという言葉が大嫌いなんです。
だって自分はここにいるじゃないですか。」
といったのは確か村上龍だったと思う。
ニートどうするか的なテレビ番組で言ってた。

俺は自分なんて簡単にわかるわけないと思ってるし、自分探しも結構じゃないと思ってる。
悩んで悩みぬいたらいいと思う。
確かにありきたりな本ってこうゆうのが多い。
だから作家ってこうした抽象的な価値観に重きを置いてると思ってた。

でもこの人はとても現実的で実在的だ。
ビジネスマンのような価値規範をもっているのだろう。
だからこの人は映画監督とかいろんなことが出来るのかもしれない。
村上龍の本は「限りなく〜」しか読んだことはない。
文章は抽象的な感じだったが、内容はかなり現実を直視してた気がする。

だいたい非現実な現実のなかで自分のアイデンティティを築けないことがニートを作るひとつの理由になってるわけで。
だからこっちの視点も持ってたらいいね。






テレビでニートとか出るとやっぱ居づらい。
親のすねかじりまくって22年。
これで今年決まらんかったらどうしようといつも思う。
昨日から不安でたまらなくて。
楽観でいけるかなーと思ってたけど。
俺の中の不安の炎がだいぶくすぶってきた。

毒をぶちまけたい。


理解して欲しい。
「理解して欲しい」なんて主観の傲慢以外なにものでもないが。
それでも人間でいる以上、人とつながっていたい。

そうゆう意味では、理解したいし、その上で理解して欲しい。


...




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