夜明けが早くなったなあ、と感じながら、早起きしています。だいたい氷上が起きる頃、東の空が甘いオレンジ色の帯が出来ていて、そこから段々明るくなっていて、気づくと夜が明けきっている、という感じです。

最近の読書　講談社「セシューズ・ハイ」天祢涼・著。
問題発言とか行動とかの多い世襲議員と、それを必死に支えようとする公設第一秘書（どっちも若手のイケメン）が、陳情だとかで持ち込まれる様々な問題を、ミステリ調に解き明かし、解決していく連作集。
ノリとしては、「謎解きはディナーのあとで」に近い。議員と秘書のやりとりにも笑ってしまう部分があるが、議員のキャラがつかみにくい。もちろんそれが狙いで、読者も秘書と一緒にあたふたしてしまうのだけれど。
ただ、結末がなー。もったいない。続編がなかなか期待しづらい終わり方なので。あ、死んでないけど。

きなこ ｜MAIL

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