* たいよう暦*
日記目次|過去日記|未来日記
「おぉ〜い!」
夜中近くにタイの空港にたどり着くと、出口には見知ったようで見知らぬ顔が・・・?! 暖かい国をずっと旅してきた二人は、日本にいる時と比べるとずっと日に焼け、そして顔も体もひきしまっていました。
「こっちこっち」
夜の異国の空港で、人の間をすいすい通り抜け、歩道橋からいきなり、細い階段を降り?地元の人たちが一定方向を見る道路脇へ?ん?
「ここにバスが来るんだよ〜」
もちろん、観光客が乗るエアコンバスではなく、地元民が乗る地元バス。 小一時間で宿まで着くらしいのだが、値段はわずか5.5B(=¥16.5)。 まだこの国の通貨すら手に入れていない私たちのために、切符おじさんから切符を買って、手渡してくれる。バスの中で、席をとって座らせてくれる。
ここが、異国であるのに、ここを、しっかり自分の居場所としている二人。
「元気だった?」 「なにしてた?」
七ヶ月ぶりの再会に、宿までの小一時間はとても短く。 明日ゆっくり話しましょう。と、それぞれの部屋へ。 にぎやかな通りのそばで、異国の言葉が窓から聞こえてくるのを聞きながら眠りにつく。 ああ、こんな夜は、ほんとに「旅にきた」という実感にひたれる。
明日からの四日間が、楽しみだ。
|