* たいよう暦*
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彼には「少年」という呼び方が、誰よりも似合っていました。 さわやかで、凛としていて。いい意味でも悪い意味でもまっすぐで、青くて、きらきらしていて。 そんな「少年」を見ているのが、私はとても好きでした。
久しぶりに「少年」とゆっくり向かい合ったきのう、私はもう少年とは出会えませんでした。 まるで、ある日、さなぎから蝶がうまれるように、あざやかに彼は変身していました。 その変身の瞬間を見ることができなかったのが、とっても残念。きっと、とても美しかっただろうな。
あの時の少年にもう出会えないのは残念だけど。私はこの青年と出会えたことが嬉しい。
人生の岐路にたっていた青年は、まっすぐな目で、自分の道をしっかりみつめていました。
あなたは、きっと、どんな選択をしても、きっときっと、自分の道をみつけることができるよ。 まっすぐにまっすぐに、その少年の時からかわらぬ目が、これからも澄んでいますように。 そのくもらぬ目で、自分らしい道を選ぶことができますように。
がんばれ、青年! 今度はどんなあなたに会えるか、楽しみです。
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