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2005年07月15日(金)

彼女から電話が来ました、というより、押しかけてきました。

区営のジムで物足りなかった私、家のマシンでえっちらおっちら筋トレ
している時に来たので、ごまかしようもありません。

「またトレーニングしてたんですか?」

「うん、もう痛くないし。それよりごめんね、この前は。心配してくれているのに」来るな来るなと思っていたら案の定、瞳からブワッと涙が。

「harnさんの足に障害でも残ったら私・・・」

「それはしようがないよ、自分が好きでしているんだから」って言った途端、

「どうしていつもそんなこと言うんですか?突き放すようなことばかり言って。私もharnさんのサッカーの友達もみんな心配しているのに。
harnさんは人の心がわからないんです」キレてしまいました。

「人の心が」って言葉には、グサッと来ました。みんな言うから。最近では、
前の奥さんに。みんなその言葉を言って、去ってゆきます。

彼女もそうかな?

「私、harnさんに障害が残ったら、足になります」えっ?
「だから、もうそんなこと言わないで下さい」って。

すごい嬉しかったよ。私よりずっとしっかりしているな、彼女は。

「ありがと、もう言わないから。仲直りで、いいの?」

「言いたいこと言ったら、すっきりしました。ごはん作りますね」

「でも、こんな時間だし。送るよ。」

「良いんです、外泊するって、言ってきましたから」

「でも、友達の家とかでしょ、ご両親に嘘つくのは」

「なに言ってんですか、harnさんの家にって、ちゃんと言ってきましたよ」

えっ!!??ご両親なんて?

「家、そんなに厳しくないですよ、母も一緒に着替えを選んでくれたし、
父も・・・。」

「お父さんも?

「・・・女になって来いって」なんて親御さんでしょうか?

「もうとっくになっているのにね」

「ばか」

「それどころかあんなに」

「もうやめて下さい」顔が真っ赤になっている。

彼女にはジムでお世話になっているので、ご両親と食事をしたこともありますが、まさかそんなにぶっとんでいるとは。


エンピツ