初日 最新 目次 MAIL HOME


harn♪
harn
MAIL
HOME

My追加

2005年07月09日(土)
おバカな友人って良い。

なんか一日遅れになってます、日記。

例の空手少女のバカ親の家へ夕食をお呼ばれしました。

彼らのことを少し話すと、彼とは小学校は違うけど、町内のサッカーチーム、
中、高、大と一緒、彼女とは中学から大学まで一緒という、長い付き合いです。

三人とも名前で呼び合う仲で、特に奥さんは綺麗で頭もよく、なんで
こんなヤツと一緒になったんだか、高校生の頃は狙ってたのに・・・。

「harnて、女の子大事にしなさそうだからイヤ」

「いや、気が多いだけで大事にはしてるんだけど」

「ほら、他の学校の子からいろいろ聞くよ、いつか大変になるからね」

って、こんな感じでフラレタような気がします。

旦那の方は早くから国家試験を狙っていて受かったとたんに彼女と結婚、
民間人と結婚して出世の道は絶たれたという周りの予想を裏切り
本庁のキャリア。

警察官や自衛官が結婚式の時って、制服を貸与されるそうなんだけど、
すごくカッコ良かったのを覚えています。

「おー来たか、相変わらず女泣かしてんのかぁ」玄関先で大声で言うなって。

「harnだめだよ、何時までもそんな事してたら」って、彼女。

そうじゃないんですけど。

「もうすぐ娘が帰るからよ、それまで飲んでようぜ。○○○、ビール持ってきて」相変わらず豪快なヤツです。この夫婦は未だにお互いを名前で呼ぶんです、ちょっと羨ましい。

三人で飲んでいたら程なく娘が帰宅。

「ただいまぁ」

「お疲れさん」←私。

「えっ?キャッ!!」て、一目散に部屋の奥へ、なんでだろ?

「実はおまえが来ること言ってなかったんだよ、反応が見たくて」

なんつー親だ、って、そういうのはやめてくれって。

部屋の奥で彼女が奥さんに怒っている。

「なんで言ってくれなかったの?言ってくれたら胴着でなんか帰らなかったのに」旦那はニコニコしている。

家が近いから、予定のない時は胴着のまま帰ってるんですね。

お風呂を浴びて着替えてきたらしく、オズオズと食卓へ。

「こんばんは」

「胴着、可愛かったよ」

「もう、また蹴るからね」

「○○○、気をつけろよ、こいつが可愛いねって言った時は
口説く時だぞ」○○○ちゃん、可哀相に顔が真っ赤。

「やめろよ、からかうの」

「いや、おまえは昔からそうだった、一言目は可愛いねって」

「そういえば私も言われた」←奥さん。

そう言われてみるとそんな気も・・・。

「だから、言われた方は勘違いするんだよ、おまえが何気なく言っても、
俺がどれだけ尻拭いしてやったか」

「harnは思ったことすぐに口に出しちゃうから。それが無かったら付き合って
あげたのに」←奥さん。

「じゃぁ、今から」

「あら♪」

「harn君、逮捕されたいようだね」←旦那。

「ははは、まぁ、気をつけるよ、○○○ちゃん、隣においで」

「うん♪」

「だから、おいでじゃなくて、こっちに座る?みたいに聞くんだよ」

「そう、言い方が誘ってる」←奥さん&娘。

何しに来たんだ、俺?

その後は奥さんの手料理と昔話。離れに道場があるので久しぶりに
旦那と組み手も。

「○○○ちゃんの蹴りのほうがよっぽど強烈だぞ」

「うるせー、デスクワークで鈍ってんだよ」

「harnおじさん、私も組み手」

「いいけど、今日は寝技中心で」

「キャー、エロおやじ」

「お前は1回死ぬか?」←旦那。

「ハァ(ため息)」←奥さん。

お酒が入っていたので泊っていけってしつこく言われたのだけど、帰ることに。

駅まで彼が送ってくれたんだけど、彼に聞く。

「なんかあったのか?俺を呼び出す時って、大抵そうだから」

「まぁ、そうだ。大したことじゃないけど、仕事で行き詰まった時は
お前の顔が浮かぶ。お前の生き方が羨ましいよ」って。

「○○○ちゃん、もう大人だな」

「うん、大人だ」

「おまえが頑張らないとな」

「あぁ」

なんかおじさんの会話。

家に着いたら奥さんからメール。

「今日はありがとう、彼も最近仕事で悩んでいたから、今日は心から楽しかったと思います、それから、harnも離婚したばかりで余計なお世話かもしれないけど、次の人生も考えたら?彼も心配しています。」

ほんとに余計なお世話だと思いつつ、ちょっとだけ涙が出ました。








エンピツ